プロの作家と、セルフパブリッシングを選んだいわゆるインディー著述家の間には大きな違いがある。自分の著作物の売り上げだけで生活できる人は作家と呼べるだろう。作家であれば、サインしたり献本したりできる書籍を出しているものだ。インディー著述家の差別は妄想ではなく、業界イベントで実際に起きはじめている。 3月にルイジアナ州ニューオリンズで開催されたブックフェア「RT Booklovers Convention」では、マリオットホテル内の2つのイベント会場に700人の作家が招かれた。広い方の会場は書籍出版の経験を持つ作家に、その半分ほどの広さとなる2つ目の会場はインディー著者にそれぞれ割り当てられた。 なぜインディー著者は作家より狭い会場に追いやられたのだろうか? 理由は物理的なものだ。作家は自分の著書を会場でサインしたり販売するために大量に持ち込むことができた。一方、インディー著者のほとんどは物理
業界ウオッチャーは『紙書籍は死んだ』とか『電子書籍の売り上げが落ち込んでいる』とかあり得ないニュースのヘッドラインを共有し続けている。しかし、Princeton Survey Research Associates Internationalが2014年1月はじめに行い、Pew Internetが公表した新たな調査によると、読書は成長傾向にあり、電子書籍の調子はよく、米国読者の多くは2013年少なくとも1冊紙書籍を読んだという。 Pewの調査結果に対するリポートによると「2013年に電子書籍を読んだ成年層の割合は2012年末の23%から28%に成長した。同時に米国人10人のうち、7人は紙書籍を読んでおり、2012年の若干の落ち込みから4%の成長となり、成年層の14%はオーディオブックを聴いた」という。興味深いことに、回答者の4%のみが紙書籍を完全に避けて電子書籍のみを読んでいると回答した。
米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、仏国議会は先週、DRM付きの電子書籍に高い税率を課す法案を可決したとのこと。 この法案はもともと同国のグリーン党によって出されていたもので、DRM技術でユーザー囲い込みを図るAmazon.comやAppleが販売する電子書籍を文化財の対象としないと同時に、国内の電子書籍ベンダーに完全クロスプラットフォームな電子書籍の制作を促す効果を期待している。他のEU加盟国のグリーン党でも同様の動きが見られるという。 具体的な税率はまだ不明だが、DRMフリー作品よりいくらか価格が高くなることは必至だ。 関連記事 フランスのグリーン党、DRM付き作品に高税率を課すことを提案 フランス議会の電子書籍VAT問題に関する委員会で、DRM付き作品に高い税率を課す提案が提出された。 欧州委員会が2015年からVATルールを変更、Amazo
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