東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの閉幕から1カ月。大会組織委員会の橋本聖子会長が5日、朝日新聞などのインタビューに応じ、7~8月の真夏に行われた五輪について「この時期にしかやれないのは無理だと、会長をやってつくづく思った。国際オリンピック委員会が持続可能な大会を考えるなら、世界のスポーツ団体と(新たな)枠組みを話し合う必要がある。時代に求められる五輪に生まれ変わっていかなければ」と提言した。 【写真】ゴール直後に倒れ込むトライアスロンの男子選手たち。「うそつき」と海外メディアから批判がでた 橋本会長は、札幌市で実施された女子マラソンの開始時間が前夜に変更されたことを挙げ、「運営上の危険を避けるため、とIF(国際競技団体)から言われて仕方がなかったが、直前に変わると言われても選手は100%の準備ができない。自分自身が選手だったらたまらない。あり得ないことをやらざるを得なかったのは心が