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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (20)

  • 『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』人間として、50年間生きてみました。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 『はてな匿名ダイアリー』をみていると、ときどき、「これは僕が書いたのではないか」と思う記事があります。 この『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』は、まさにそのなかのひとつです。 僕自身、親の仕事の都合で子供の頃は何度も転向しましたし、高校も大学も昔からの知り合いとは切り離される場所に行くことになりました。 仕事をはじめてからも、医局人事で数年ごとの転勤を繰り返したり、研究生として臨床を離れたり、仕事を休んでいた時期があったりして、思えば、2~3年周期でリセットし続けているんですよね。 実際にそういう生活をしていると「居場所がない」「地元や長年の友人・知人がほとんどいない」ことへの寂しさはあります。 この年齢になっても、転校先の小学校で「地元のお祭り」で盛り上がっている同級生たちに「のれなかった」ときのことを思い出します。 その一方で、僕にはリセット

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  • 50代の「偉くなれなかった人」は、何を考えて働き、生きているのか? - いつか電池がきれるまで

    narushima1977.hatenablog.com この記事を読んで、もうすぐ50歳を迎える僕自身の「仕事」に対する気持ちを整理して、書いてみようと思ったのです。 僕は常々50代の人が何を考えているか知りたいと思ってる。 常々というか、ここ数年というか。 自分が40を超えて、あと何年生きられるのだろう?とか、定年を考えた場合、あと20年というのはどんな時間軸なのだろう?とか、そもそも僕より歳上の50代の方々はあと10年で社会人を終える事にどう考えているのか? とかしれたらいいなと思っていた。過去形で書いたが今も思っている。 『あと10年で定年の歳ですがこのまま仕事するんですか?』なのか『あと10年働かないといけないと考えたら怖くないのですか?』 いや、もっと端的に言えば『何をモチベーションに生きているのですか?』かもしれない。 それは50代の方を馬鹿にしてるわけじゃなくて、自分が50

    50代の「偉くなれなかった人」は、何を考えて働き、生きているのか? - いつか電池がきれるまで
    ginga0118
    ginga0118 2021/09/01
  • 人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com ※前回のこの記事の続きです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp これらの『匿名ダイアリー』を読んだ人たちに知っておいてもらいたいのは、現在の日は、すでに、生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではない、ということなんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こので示されるという統計によると、「日では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しない」そうです。 子育て罰~「親子に冷たい日」を変えるには~ (光文社新書) 作者:末冨 芳,桜井 啓太光文社Amazon このには、こんなことが書かれています。 ごく簡単に言えば(「子育て罰」というのは)、子育てする保護者はそうでない大人に比べて賃金が低く、貧困に陥りやすいという課題を表現する「child penalty(チャイルド・

    人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで
    ginga0118
    ginga0118 2021/08/19
    子供の生活が豊かになるために頑張るが所得制限に引っかかり子供への公共サービスが受けられないためさらに頑張って稼ごうとして過労でやられるパターンもあるな。必要な人に適切に配分される税金であればいいのだが
  • 「ホームレス」について、興味本位で書くことと『cakes』『note』の見世物小屋化 - いつか電池がきれるまで

    cakes.mu この記事が「炎上」しているというか、多くの批判を受けています。 僕も読んでみたのですが、なんとなく「取材」って言葉を使わなければ、もうちょっと風当たりは弱くなったのではないか、と感じました。 たとえば、「ホームレスの人たちと3年間付き合ってきてわかった、彼らのミニマリスト的生活術」とかいうタイトルにして「取材」という言葉を文中に出さなければ、こんなに叩かれることはなかった気がします。 『note』と『cakes』は、炎上しやすい題材をあえて扱っているのか、不祥事が多発したため、「炎上させたい人」に目をつけられているのだろうか(たぶんこの両方なんでしょうけど)。 3ヵ月くらい前に、ホームレスについて書いた、村田らむさんのを読みました。 fujipon.hatenadiary.com 村田さんは、長年「ヤバい現場」に自ら足を運んで書く、「実話系」のノンフィクションライターな

    「ホームレス」について、興味本位で書くことと『cakes』『note』の見世物小屋化 - いつか電池がきれるまで
  • クックパッドの凋落と「若者のGoogle離れ」 - いつか電池がきれるまで

    www.moneypost.jp togetter.com 僕自身はクックパッドをそんなに利用しているわけではないのですが、こういう記事をみていると、IT業界というのは、新しいサービスだと思っていたものが、いつのまにか時代遅れになってしまっているものなのだな、と痛感します。 そうか、もうすでに「クックパッド離れ」が進んでいるのか……と。 レシピが多すぎて、どれを選んでよいのかわからない。 ネタみたいなレシピもあって、外れを引いてしまうリスクが高い。 文字での説明だと、「短冊切り」とか「とろ火」とかいう説明が、具体的にどのくらいの大きさや火の強さなのか、イメージがわきにくい、という難点もあるのです。 「短冊」の形はわかるけど、どれくらいの幅なのか?と。 ただ、こういうのは、その人の料理スキルに依存しているところはあって、慣れている人にとっては「動画をいちいち早送りしたり巻き戻したりしながら観

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    ginga0118
    ginga0118 2019/09/29
    クックパッドには使えないレシピが多いので、検索の時には-cookpadを入れている
  • 「何者にもなれない」あなたに読んでみてほしい、「何者かになってしまった人」の10冊 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これを読みながら、考えていたのです。 僕も「何者にもなれない人間」であることに悩みつつ、その一方で、自分を限界まで追い込むような努力もせずに生きてきて、もう40歳も過ぎてしまった。 以前、こんな文章を書いたことがあります。 fujipon.hatenadiary.com このときの僕は40歳手前くらいだったので、まだ20代前半くらいで「何者にもなれなかった」と嘆いている冒頭の増田さんには、「まだ時間があるじゃないか」と言いたくなるところもあります。 ただ、僕にだって時間はあったし、他の大部分の人だって、そうなのだと思う。 所詮、「みんなが認める『何者か』になれる人」なんて、そんなに大勢はいないのだし、運とか巡りあわせみたいなものもある。 最近、こんなニュースがありました。 www.asahi.com これに対して、ネットの反応をみていると、そのなかに、「

    「何者にもなれない」あなたに読んでみてほしい、「何者かになってしまった人」の10冊 - いつか電池がきれるまで
  • 「『本屋大賞』を獲れなかった」本当に面白い歴代候補作10冊を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで

    先日、2017年の『屋大賞』が発表され、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が、直木賞との史上初の「二冠」に輝きました。 屋大賞も2017年で14回目となり、僕は第4回から、全部の候補作を読んでいるのですが(第3回は町田康さんの『告白』のみ未読)、大賞受賞作は大きな話題になるものの、それ以外の作品は、けっこう忘れられがちなんですよね。 そんな「『屋大賞』を獲れなかった作品たち(って言っても、これだけたくさんが出ているなか、候補になるだけでもすごいことなんですが)」のなかで、好きな作品を10作、ピックアップしてみました。中には、映画やドラマ化されていて、けっこう有名なものもあるのですが、個人的には、大賞受賞作に引けをとらないというか、こっちのほうが面白かった!というものもあります。 基的なルールとして、2017年4月に読んでも楽しめるもの、そして、ひとりの作家につき、ひとつの作品、ということ

    「『本屋大賞』を獲れなかった」本当に面白い歴代候補作10冊を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで
  • 「読書に集中する方法」と僕が睡眠時間を削って読んだ本8冊 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp ブックマークコメントでも、多くの人が「自分なりの集中法」を書いていました。 b.hatena.ne.jp 僕が集中できる環境というのは、電車や飛行機での移動中(車は酔うので無理)なんですよね。 を読もうと思って、博多から東京まで、飛行機ではなく新幹線に乗ることもあります。 まあ、そのつもりでも、途中で大概2時間くらいは居眠りしてしまうんですけど。 ただ、を読んでいて眠気に耐えきれなくなって、ウトウトしてしまうというのは、けっこう至福の時間なんですよね。 あと、ビジネスホテルの部屋で一人きりのとき、というのは、すごく集中できる環境です。 どうも、普段は周りに誘惑が多すぎるのかもしれません。 ただ、もっとも「集中できる」のは、病院で当直しているとき、いつ呼ばれるかとドキドキしつつ、こんな時間があるのなら少しでも眠っておいたほうが良いのではないか、と罪悪感

    「読書に集中する方法」と僕が睡眠時間を削って読んだ本8冊 - いつか電池がきれるまで
  • 「読書の秋」「行楽の秋」ということで、「旅」の本を10作選んでみました。 - いつか電池がきれるまで

    先週くらいまでかなり暑かったのに、なんだか急に涼しくなってきました。 気候的には、何をやるにも「ちょうど良い」時期でもあります。 そこで、「読書の秋」シリーズのひとつとして、「旅の」を10作選んでみました。 僕自身は出不精で旅行とか冒険よりも、家でゴロゴロしているほうが気楽で好きなのですが、ときどき無性に出かけてビジネスホテルの机でを読んで過ごしたいときがあるのです。 まあ、現実的にそんなわけには、なかなかいかないのですけど。 旅行は苦手だけれど、旅や冒険に関するを読むのは好き、そんな「出不精な卓上冒険家」の皆様におすすめの10作です。 (1)パタゴニア パタゴニア―あるいは風とタンポポの物語り (集英社文庫) 作者: 椎名誠出版社/メーカー: 集英社発売日: 1994/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (21件) を見る パタゴニアは南米大陸

    「読書の秋」「行楽の秋」ということで、「旅」の本を10作選んでみました。 - いつか電池がきれるまで
  • 『Kindle Unlimited』で読める、オススメの新書10冊 - いつか電池がきれるまで

    トピック「kindle」について www.amazon.co.jp 巷で話題の『Kindle Unlimited』ですが、僕も早速無料お試し登録してみました。 使ってみて1週間程度ですが、図書館みたいな感じで、「いま、読みたい」というのは、あまりUnlimitedの対象に入っていないのです。 もう余命もそんなになさそうな僕の場合は、「お金を出してでも読みたい」と「タダなら読んでみてもいい」を天秤にかけると、そりゃあ、まず前者を読んでおきたいというのが正直なところです。 実際のところ、月に980円でかなりのを無料で読めるというのは、「お得な感じがする」のですが、もともとを読まない人は、「タダだから」かえって読まないかもしれません。 正直なところ、「安ければを読む」という人はそうそう多くなくて、大部分の人は「人生における読書の優先順位が低い」だけではないかと。別にそれは悪いことじゃ

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  • 「会社をやめて、ブログで食べていこう」と思っている若い人たちへ - いつか電池がきれるまで

    ネットを回遊していると、ときどき、「会社をやめて、これからはブログでべていこうと思います」と宣言する若者たちを目にします。 個人的な利害関係があるわけじゃないので、「ああ、頑張れよ」と思うくらいなのですが、彼らに対して、ネット上では逆風が吹き荒れることが多いんですよね。 僕は彼らに「危うさ」を感じる一方で、そういうのが新しい生き方のひとつであり、それでべていけるという選択肢が世の中にあるほうが、生きやすいのではないか、とも思っています。 若いうちであれば、何かやってみてうまくいけば万々歳だし、失敗しても、「それもまた経験のひとつ」として今後に活かせるところもあり、ブラック企業、あるいは「どうしても自分に合わない場所」にしがみついているよりはマシなんじゃなかろうか。 でもなあ、そうやって「理解のある大人」であろうとしながらも、僕のなかには、なんだかすごくモヤモヤとした感触が残っていたので

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  • 『ワンピース』も歌舞伎もよく知らない中年のオッサンが、『ワンピース歌舞伎』を観てきた話 - いつか電池がきれるまで

    www.onepiece-kabuki.com 博多座で『ワンピース歌舞伎』を観てきました。 けっこうチケット代も高いし(A席18000円)、僕は歌舞伎も観たことがなく、『ワンピース』もそんなに熱心な読者じゃないというか、たまに子どもと一緒にアニメを観るくらいなのですが、「面白い」という評判を聞いて、観たくなってしまって。 そもそも、こういう機会でもないと、歌舞伎という文化にアプローチすることも、一生ないかもな、なんて思ったりもして。 結論、楽しかった、すごかった、生きててよかった。 いや、これで「歌舞伎を観た」って言ってはいけないのかもしれないけれど、何かすごいものを観た、体験した。 そもそも、やっている側も、歌舞伎らしさ、よりも、「歌舞伎という芸を持っている人間が、それを活かしながら、どうやって観客を喜ばせることができるか」をひたすら追求しているような舞台でした。 2回の休憩を挟む3幕

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  • 「人の気持ちがわかる」と自信を持って言い切る人は、こわい。 - いつか電池がきれるまで

    ブログなんてものを書かずにはいられない僕という人間は、北条かやさんと、五十歩百歩だよなあ、なんてことを考えてしまう。 しかも、彼女の場合は収入につながっているのだが、僕の場合は、ほとんどお金にもならない。 ある意味、よりいっそう病んでいる、ともいえる。 そういえば、一昔前(十数年前くらい)のインターネットには「閉鎖芸」みたいなものが蔓延していた。 ちょっとイヤなことがあると「閉鎖します」と宣言して、閉鎖・移転を繰り返すサイトが少なからずあったし、それに対して、取り巻きたちが「閉鎖なんて悲しいです!」とコメント欄に書き込む。 そのコール&レスポンスには、様式美のようなものがあった。 4月1日のネタとして、「閉鎖します」をやる人がいなくなってから、もう何年経つのだろうか。 サイトやブログにとっての「閉鎖」というのはプチ自殺みたいなもので、自分の葬式に参列できないことの代用なのかもしれない。 し

    「人の気持ちがわかる」と自信を持って言い切る人は、こわい。 - いつか電池がきれるまで
  • あなたの前に、アジフライと目玉焼きと天ぷらが並んでいます。何をかけますか? - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これと、このエントリへの反応(ブックマークコメント)を読んで。b.hatena.ne.jp 「目玉焼きに何をかけますか?」というのも定番の「好みが分かれる質問」なのですが、僕は、アジフライは醤油、目玉焼きはウスターソースです。 こういうのは好みの問題で、「正解」がないというのはわかりきっているのですが、何かひとこと言いたくはなるのですよね。 d.hatena.ne.jp 僕はこの「天ぶらにソースをかけますか?」というタイトルのを見かけたとき、「天ぷらにソースなんてかけるわけないだろ!」と思ったのです。 僕が子どもの頃、家で母親がつくってくれた天ぷらは、醤油でべるのが定番でした。 大人になって、「カウンターで揚げたてをべるような天ぷら店」で、「これは天つゆで」「塩で召し上がってください」なんて言われると、なんか気取っちゃってさあ、みたいな気分になった

    あなたの前に、アジフライと目玉焼きと天ぷらが並んでいます。何をかけますか? - いつか電池がきれるまで
  • あまり本を読まない中学生・高校生が、夏休みに何か一つ小説を読んでみようと思ったときにお薦めしたい厳選10作 - いつか電池がきれるまで

    timeisbunny.hatenablog.com anond.hatelabo.jp gathery.recruit-lifestyle.co.jp これらのエントリをみて、「こういうの、面白そうだな」と思ったんですよ。 僕は自分がずっと「好き」だったので、正直なところ、「が好きな人の視点」でしか、読めていないし、紹介もできていないのではなかろうか(というか、たぶんそうです)。 そもそも、の感想をブログに書こうなんて人は、好きで感想を他者と共有したいか、アフィリエイトで稼ぎたいか、あるいはその両方か、なので、「を読むのがあまり得意ではないけれど、何か読んでみたいな、と思っている人」には、敷居が高くなりすぎているのかもしれない。 そこで、今回は、僕なりに自分が中高生に戻ったつもりで、「あまりを読まない中高生が、夏休みに何か一つ小説を読んでみようと思ったときにお薦めしたい厳選1

    あまり本を読まない中学生・高校生が、夏休みに何か一つ小説を読んでみようと思ったときにお薦めしたい厳選10作 - いつか電池がきれるまで
  • あるラーメン屋の「口コミ戦略」の結末 - いつか電池がきれるまで

    僕が昔住んでいた地方都市の駅のなかに、一軒のラーメン屋が開店した。 店主は、ある有名ラーメン店で修業をしたが、その味に満足できず、研鑽を重ねて「最高の味」をつくりだしたのだそうだ。 開店当初、このラーメン屋は、地元のメディアで採りあげられ、そこそこ話題になった。 味というより、その奇妙なシステムのことが。 店主は、店を繁盛させるために、どうすれば良いのか考え、ひとつの結論に達していた。 「どんなに美味しくても、この店の存在を多くの人に知ってもらえなければお客さんは来ない。とにかく、知名度を上げることが大切だ」 そこで、こんなシステムを考案したのだ。 「ラーメン1杯500円(値段は記憶していないので、適当につけています)。でも、この店のことを宣伝してくれるお客さんは、サービスで100円にします!」 当時はまだ、『べログ』も『SNS』もない、ポケベルから携帯電話に移り変わるくらいの時期だった

    あるラーメン屋の「口コミ戦略」の結末 - いつか電池がきれるまで
  • ゲーム機を「捨てられない」人生 - いつか電池がきれるまで

    katadukecoffee.hatenablog.com 僕自身は、「捨てなくても済むものは、なるべく捨てたくない」人間なんですよね。 以前は、引っ越しのたびに激烈に重いの段ボール箱の山で、家人や引っ越し業者を辟易させていたものです。 「それ、これから読むの?」 「いや、またいつか必要になるかもしれないし……」 最近は、年のせいか物の多い生活に、少し疲れてきたところもあるのです。 でも、そんな僕には、どうしても捨てられないものがあります。 それは、「マイコン・パソコン」「ゲーム機」「ゲームソフト」。 実家には、僕が最初に触れたマイコン・シャープX1(テープ版)とX1-G(5インチフロッピー)がまだ存在しており、いま住んでいる部屋には、あの伝説の名機、X68000がしまわれているのです。 でも、10年くらい電源を入れておらず、「久々に電源を入れたら爆発した」なんていうレポートを読んだこと

    ゲーム機を「捨てられない」人生 - いつか電池がきれるまで
  • 彼女が厚化粧をしてきた日のこと - いつか電池がきれるまで

    的に、男性の多くは、「化粧臭いオンナ」が好きじゃないと思う。 僕も子供のころは、化粧をベタベタ塗った女性に良いイメージを持っていなかった。 けっこう香りもキツイし、ケバケバシイ印象があるから。 でも、今ではバッチリメイクをしている女性は、キライじゃない。 これから書くのは、僕が化粧というものの意味について考えさせられた話だ。 もう15年も前の話。 年末のあわただしい時期だっだ。 僕の母親は、当時病院に入院していた。 病勢はかなり進行していて、もう母の意識はほとんど無く、話しかけても返事も無く、何か見えているか、何か聞こえているかもわからないような状態になっていた。 そんなある日、彼女が「お見舞いをさせて」と言ってきた。 もうこんな状況だから、ということを説明して、「たぶんもうわからないから、来なくていいよ」と話したのだけど、「それでもいいから」ということで、彼女は病室にやってきたのだ。

    彼女が厚化粧をしてきた日のこと - いつか電池がきれるまで
  • 『ダンジョン飯』と「3DダンジョンRPG」と僕 - いつか電池がきれるまで

    ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス) 作者: 九井諒子出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2015/01/15メディア: コミックこの商品を含むブログ (37件) を見る こちらはKindle版。 ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス(ハルタ)) 作者: 九井諒子出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2015/01/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターをべよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを

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  • 「もう少し面白い文章を書きたい人」に、読んでみてほしい7冊 - いつか電池がきれるまで

    前回、「うまい文章」について考えてみたのですが、「文章の書きかた」って、考えれば考えるほど、よくわからなくなってくるのです。 僕は「文章術」を書店で見かけると、つい購入してしまう、「自分では拙い文章しか書けないけれど、文章術を読んで『その気』になるのが好きなワナビーブログ野郎」なんですよね。 そこで、どこかで誰かがこの僕の屍を越えてくれることを願って、「文章」を書くことに興味がある人へオススメしたい7冊を御紹介します。 おとなの小論文教室。 (河出文庫) 作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/02/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る以下は、こののなかで著者が紹介されていた、画家の横尾忠則さんのデザイナー時代の「おはぎ」というエピソードです。 日デザインセンターでのぼくの暴力沙汰はもう一つ

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