この変化は必然だった? グーグルが新たに発表したロゴは1999年の登場以来、最大の変化となりました。16年間の歴史を振り返ると今回の変化は単にシンプルでかわいくなったという以上に機能面での理由がありそうです。 セリフ体は拡大・縮小しにくい ロゴのビフォアアフターを見ると以前あったセリフ体の飾りがなくなりスッキリとしました。実はセリフ体はモバイルの小さな画面では潰れて読みにくくなることが問題でした。これはアップルが採用したHelveticaにもいわれていたことで、グーグルも今後のAndroid Wearを考えて読みやすい「G」にしたのでしょう。 セリフ体は低帯域でダメになる 日本ではあまり意識しないかもしれませんが、低帯域の環境では以前のロゴは粗くなっていました。そのためグーグルは新しくベクター形式のファイルを作りロゴを変え、低帯域でも崩れず見えるようになりました。この変化は一目瞭然で、デー
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