MP3などの音楽・動画ファイルに感染し、偽のコーデックをダウンロードさせるマルウェアが見つかった。Trend Microなどのセキュリティ企業が伝えている。 このマルウェアはMP3、WMA、WMVなどのマルチメディアファイルに感染して不正コードを挿入する。ユーザーが感染ファイルを再生しようとすると、ポップアップで警告が表示され、再生するためにはコーデックのダウンロードが必要だと促す。 コーデックと称するコードの正体はマルウェアで、これをダウンロードした後はファイルを再生しても警告が表示されなくなるため、ユーザーはコーデックがインストールされたと思ってしまう可能性がある。しかし、このファイルをP2Pネットワークで共有したりすると、ほかのユーザーに感染が広がる恐れがある。 音楽・動画ファイルやコーデックを装ったマルウェアは過去に何度も出回ったことがあるが、今回は「個人のマルチメディアファイルを
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