美味いものは旬に食べなさい、魚介類は特に。――これは、海のない山梨で何故か鮮魚の卸をやっていた、私(筆者)のおじいちゃんが生前に口酸っぱく言っていたことです。 確かに、なにかの魚介類が苦手という人は、旬じゃないものを食べて「生臭いだけで味がしなかった」的なことを言うことが多いように思います。特に、牡蠣。 「ノロウイルス食らったトラウマ」を除くと、筆者調べだと牡蠣嫌いの人があげるポイントは「生臭い」「味と表現できるものが塩味しかない」「これ腐っているの?」の3つに大別できます。 それ、旬じゃない牡蠣を食べたからだよ! 他人の趣味趣向にあーだこーだ言うのは無粋ですが、食の豊かさは心の豊かさ、好き嫌いが多いのは人生の損! 旬の美味しい牡蠣を食べて、あなたに見地を広げてもらいたいの!! 突然、架空の「あなた」に対してこう思った筆者。しかし、思ったのは7月。牡蠣の旬ではまったくない。この計画冬まで寝