事業の成長は意思疎通の有り無しで決まる:ドラッカーに学ぶ、成功する経営チームの作り方(1/2 ページ) 意思疎通の不足による失敗は避けなければならない 「最近、社長と話ができていない……」 「ここのところ、ボードメンバーで集まる時間がつくれない…」 「何度も何度も同じ問題について議論しているが何も進まない…」 「話し合って決めたのに、決めたことが実行されない…」 「会議で決定したことが、後になって内容がすり替わり、何も進んでいない…」 「あの件は専務に伝えたはずなのにいったいどうなっているんだ…」 このようなことは、多くの会社で起こっている。会社によっては、毎月、毎週、場合によっては毎日のように起こっている。これは、意思疎通の不足から起こっているものだ。 技術の発達によってさまざまな通信手段が世に登場し、情報の共有は格段に便利になった。そうかといって、意思の疎通が便利になったわけではない。
