前回で紹介した通り、ユニアデックスでは、「サーバーが仮想化の落とし穴」という点について、親しみやすい語り口のビデオで紹介するという、ユニークな活動を行っている。今回も、ビデオに出演している同社のバーチャリゼーションエバンジェリスト、高橋優亮氏(タカハシ氏)に、“仮想化の落とし穴”を聞いていく。 最終回となる今回は、ストレージにまつわる落とし穴についてタカハシ氏に聞いてみた。仮想化に取り組むに当たって「ストレージだけはケチっちゃだめ」と語るタカハシ氏だが、その真意はどこにあるのだろうか。 ■ストレージは最初から「ケチっちゃだめ」 ITシステムにとってストレージが重要なことくらいあらためて指摘されるまでもなく当然分かっている、という読者も少なくないだろうが、仮想化におけるストレージは何よりも重要なデバイスとなりうる。 「仮想化の良いところは、従来の物理的なハードウェアとしてのサーバーが『データ