前々回(「中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人」)のモンゴル人に続き、今回はウイグル人を取り上げる。現在の中華人民共和国において彼らは「中華56民族」の1つである「ウイグル族」に分類されている(「中華民族」の歴史的経緯については、既に書いたので繰り返さない)。 これに対し、世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長は「私たちはウイグル人です。中国人ではありません。中国政府は私たちの母国を1949年に占領し、そのあと中国政府は私たちの母国の名を東トルキスタンから新疆に変えました」と述べている。 また同議長は、「今日、もし東トルキスタンに行けば持てる者が漢族であり、持たざる者がウイグル人であることが昼と夜のごとく明確に分かります」とも述べている。中国政府と世界ウイグル会議の一体どちらが正しいのだろうか。これが今回のテーマである。 中国公式説明の嘘 中国系の日本語ウェブサイトによれば、中国に
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