ついにキーボードから解放? 富士通のAIが手書き文字認識で世界最高精度を達成2016.11.11 21:05 渡邊徹則 よくミミズが這っているような字だと言われます。 富士通研究所と、北京に本拠地を持つ富士通研究開発中心有限公司は、人工知能(AI)を用いた手書き文字列の認識モデルを開発。複雑な漢字が多い中国語の文字認識において、世界最高となる精度を達成したそうです。 たしかに英語などと比べれば、読み取るだけでも相当難しそうなイメージがある中国語。しかし実際は、文字1つ1つを認識する力なら、AIはすでに人間の能力を超えているんですって。 今回特に注目すべきは、「文章」の認識精度が向上したこと。多くの漢字は、似たような部首やつくりで成り立っているため、従来は、隣り合わせた文字が原因での誤認識が多かったとか。 それを改善するため今回は、AIが文字の形を学習するのはもちろん、「これは文字じゃないっ
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