WM3300Rは2009年11月の発売から半年以上が経過した機器だ。 発売初期のファームウェアは、高速移動時のハンドオーバーに時間を要してしまう若干の課題があった。送受信能力に問題があるわけではなく、移動して一度接続が途切れると、電波が届いているにも関わらずインターネットへの再接続に時間がかかるという症状だ。これは、ファームウェアアップデートの度に少しずつ、そして2010年3月に提供された「ファームウェア2.0.0」でほぼ問題ないほど改善された。 WiMAX基地局密度の向上やネットワーク側の改良も進んだ相乗効果と思うが、発売ほやほやだが不安定な機器と違い、メーカーやユーザーのフィードバックで改善された「安定」「安心」の項目を備えているのもポイントだ。 では、過去(発売直後)に検証したことのある場所を含め、改めて移動中の接続性を確かめよう。 検証はFTPで常時受信してデータの流れを確認しつつ
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