東ヨーロッパに位置する共和制国家、ベルラージ西部の都市、ブレストは数々の戦いの歴史を持つ。1795年よりロシア領となったブレストは、「要塞の町」として改築が進められ、難攻不落の都市としてその名を轟かせた。 ソース:Military Fort A | English Russia ところが、第一次世界大戦中の1915年にドイツに占領されたブレストは、1919年、ドイツが敗戦の為ポーランドの支配下におかれ、1939年、今度はドイツがポーランドに侵攻、ポーランド軍は破れ分割占領され、今度はソ連に併合された。そして1941年6月22日、ドイツ軍のソ連侵攻に伴い、町は再びドイツ軍の攻撃を受けた。ブレストの要塞は激しく抵抗を繰り返した。抵抗は約1ヶ月続き、その抵抗の果敢さからブレストはソ連より「英雄都市」の称号を受けた。結局はドイツ軍に占領されてしまったが、1944年にはソ連により町は奪還された。 こ