米、カリフォルニア州ロサンジェルスにあるアイバンホー貯水池は、5800万ガロンの水がストックされており、ロサンゼルス市民60万人の飲用水をまかなっている。 ところがこの貯水池の水に含まれるブロメート(臭素酸塩)が太陽光線を浴びることで消毒用の塩素と反応 し、発ガン性物質を生成する可能性が浮上。 そこで水道電気局は2008年より、水に浮く黒いプラスティックのボールを貯水池に投入。太陽光線を遮る対策に乗り出した。 今年もまた新たにボールが投入され、約300万個あまりのブラックボールが広大な貯水池をほぼ全部埋め尽くすこととなったそうだ。 ソース:Ivanhoe Reservoir Filled with Black Balls | Crack Two 当初は防水シートか金属被覆材のシートで覆う可能性を探ったが、それだとコストがかかりすぎる。そこで思いついたのが水鳥を避けるために使われていたボール