2025年4月24日に三笠書房から発売された『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』(神田裕子著)は、発売前から目次やイラストが差別的だと批判を浴びた。特にASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠如・多動症)など発達障害当事者・支援者・専門家を中心に、出版差し止めのオンライン署名が立ち上がり、18,699人(2025年4月29日時点)が賛同。「#神田裕子著作の出版差し止めを求めます」のハッシュタグはXでトレンド入りした。「ADHDは手柄横取り」「ASDは異臭を放ってもおかまいなし」といった表現が問題視されるも、著者は差別的意図を否定した。 「困った人=発達障害/愛着障害/その他精神疾患者」から「いい人」が身を守るためのトリセツ本書は、組織の中で業務が集中しがちな「能力がある人」「仕事を断らない人」「責任感が強い人」を「デキる人」「いい人」とした上で、そのモチベーションを下げる「
