※これは前回書いたものがわかりにくかったり、誤字が多かったため編集し追記したものです。結構変わったので再度アップします。 ■昔、今の日本。僕らの仕事。 現在日本は少しづつ変わりつつありると思います。 高齢化社会による若者の減少、年功序列や終身雇用の崩壊、成果主義の導入など、それは組織で働く上で個人の立場も変化させるもになると思います。 昔はずっと同じ会社で働いていいたら、ずっと安定した収入を得ることができました。 ただ毎日疑問を思う事なく、毎日働いていたらマイホームを購入する事ができ、また家族も養うことができてました。 今はどうでしょうか。不況ですよね。その中で日々会社は生き残りをかけて戦っています。そのため組織の中にいる個人の実力が重要視されはじめ、少しずつ日本社会が勤務年数ではなく、本人のもっている実力を重視し、評価するようになってきました。 実力がない物は出世もしないし、場合によって
これは勝間和代氏も言っていたことだが、なぜか日本では携帯電話、牛丼、コンビニ、ファミレス、家電量販店などなど、ひとつの「売れている」分野に多くの企業が参入して過当競争になってしまう。やはり、こうなってしまう最大の理由は、日本の労働者が低賃金で懸命に働いてくれる、ということにある。つまり、よほど間違えなければ確実に売れる業種にターゲットを絞ったら、あとはひたすら人件費を下げて低価格で勝負していけば、利益が上がってしまう。結果として、経営者の側に経営の効率性を高め斬新な商品を開発しようというモチベーションが低下し(口では言うが)、低賃金労働者が増えれば消費も当然冷え込んでしまい、経済全体が停滞してしまう。 そもそも「福祉国家」というのは、別に市場原理の暴力に対抗するというヒューマニスティックなものなのではなく、まずもって市場経済の生産性・効率性の論理のなかで登場したものだった。つまり、労働者の
鳩山首相が辞任したが、保守派のよくある物言いになるけど、やはり最近の「民主主義」はどうも単なる無責任な好感度調査に成り果てている気がする。 まず理念や利害によって自発的に組織された団体・集団に個人が参加し、そうした理念や利害を代表する政治家を選出するというプロセスがあれば、個々の不祥事や不手際で、ましてや「決断力のなさ」で支持率が急落するということは有り得ない。そもそも、そういう政治家を選んだ自らの責任というのがある。 ところが今の日本では、自ら選挙で選んだはずの政権に対して、「こんなはずじゃなかった」という愚痴ばかりしか言っていない。普天間問題についても、沖縄の負担軽減を本当に考えているのなら、少しでも前に進むような建設的な批判をすべきなのに、「決断力がない」「一貫性がない」の大合唱しかなかった。しかし、周囲が期待したとおり「一貫性」を発揮した社民党は、事態の前進に何も貢献せず、むしろ停
平成の初め頃、見た始めたの安藤作品がコレッツィオーネであったことが、私の安藤忠雄に対する偏見のはじまりであった。バブルに浮かされた奇をてらった建築家にすぎないと、ずっと思っていた。 Excite エキサイト: ページが見つかりません たとえば、荒木経惟の写真なども、安藤忠雄の実態とかけはなれたイメージを増幅している。 ここのところ、安藤忠雄にはまっている。見方がものすごく変わった。この自伝でとどめをさされた。 建築家 安藤忠雄 作者: 安藤忠雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 167回この商品を含むブログ (64件) を見る 内容的には、先日の講演の内容そのものだった。 NHK特集をDVD化されたのを見ていたのも大きかった。あんなに関西弁でしゃべりまくるなんて想定外だった。 建築家・安藤忠雄~格闘・わが建築~ [DVD] 出版社/
先週からの続きで、「雇用戦略対話」で設定されたほかの目標についても簡単にコメントしておきたいと思います。もともとこの目標は昨年末の「新成長戦略」の「雇用・人材戦略」で、『若者フリーター約半減』『ニート減少』『女性M字カーブ解消』『高齢者就労促進』『障がい者就労促進』『ジョブ・カード取得者300万人』『有給休暇取得促進』『最低賃金引上げ』『労働時間短縮』の各項目について「雇用戦略対話等を踏まえ2020年までの具体的目標を定める」とされていたのを受けて定められたものなので、そこで【主な施策】としてあげられていた「若者・女性・高齢者・障がい者の就業率向上」「「トランポリン型社会」の構築」「ジョブ・カード制度の「日本版NVQ(職業能力評価制度)」への発展」「地域雇用創造と「ディーセント・ワーク」の実現」に沿った設定になっています。 さて、まず最初のカテゴリは「国民参加と「新しい公共」の支援」となっ
6月1日、数日前の話ですが、オートデスク社主催のイベントに行ってきました。 目的は安藤忠雄先生の講演会。 もう何度も聞きに行っていますが、仕事のモチベーションアップに役立ちます。 「青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう」 サムエル・ウルマンの詩で、どの公演でもお馴染みの鉄板ネタ。 公演に行った数だけ聞いてますが、いつも気持ちが奮い立ちます。 さて、今回の公演で印象に残った話は、 ①若いときに読んだ吉川英治著「宮本武蔵」で、真剣勝負というものを学んだ ②日本人は自分の考えを言わない。考えを言わないと、夢は実現できない ③街を自分のもののように使う ④人の意見も聞きながら、自分の意見を言う それぞれ前後に文脈があっての話ですが、特に印象に残ったコトバをまとめてみました。 夢と好奇心、そしてと還暦を過ぎても尚、衰えぬ野望。 安藤先生にはそんな底知れぬ力を感じました。
『情熱大陸600回シリーズ第三弾』建築家・安藤忠雄に12年ぶりに密着!「世界の安藤」が今、心血を注ぐ巨大プロジェクトとは?また、巨匠が新人を徹底指導!「安藤流・部下の育て方」に注目。 1998年の番組開始直後に取材した人物に再びカメラを向け、時代の変化を読み解く「情熱大陸600回記念シリーズ」第三弾は建築家の安藤忠雄。この12年、日本の景気は停滞し続け「コンクリートから人へ」のスローガンが象徴するように建設業界も元気が無い。その中で変わらずパワフルな安藤の上海・北京での巨大プロジェクトに密着すると共に、“今、最も大切にしている仕事”と言う「新人教育」を徹底取材!今春、安藤の事務所に入った東大大学院卒のスーパーエリート2人、通称「ツインタワー」に巨匠が教えた最初の仕事とは―?「景気が悪い、悪いと嘆くな!日本の景気が悪けりゃ世界のどこかへ行けばいいだけやんか」寸暇を惜しんで若者たちに語りかける
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掲示板で6/3以来、しつこくコピペされている 怪文書 がある。【民主党の政策に不安を感じる奥様の雑談室】172スレッドより。 380 :可愛い奥様:2010/06/03(木) 09:40:01 ID:U/lqPFvr0 【重要 各位厳守のこと】 御存知のように、本日6月2日にプランCが発動されました。 つきましては、かねての手順どおりに行動していただくようにお願い申し上げます。 念のために、大まかな指針を記入しておきますが、確認後は即時ご処分ください。 1. 今週一杯は代表選・組閣で民主党を持ち上げること。 2. 来週一杯は新総理・新閣僚の紹介で民主党を持ち上げること。 (この間郵政改革法案強行採決があるが無視すること) 3. 14日から16日までは終盤国会の新閣僚奮闘で持ち上げること。 4. 17日から23日までは国会閉会後の民主党新人候補の活動中心に報道。 5. 24日の参院選告示後は
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金融機関、内閣府でエコノミストとしてつとめ、4月に54歳で急逝した岡田靖さんの業績を再評価する動きが広がっている。親交のあった研究者による追悼論文集の編さんが始まったほか、岡田さんが取り組んだ『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)の重版も決まった。デフレと金融政策の問題を指摘してきた岡田さんの研究が、いま再び脚光を浴びている。「日本は20年間間違った経済政策をやり続けてきたのではないか」。エコノ
「物の哀れ」として知られる、はかない美に対する日本人の情愛は、桜の花に代表される。桜の花のつかの間の命は、多くの人に無上の世の哀れそのものを思わせる。 毎年春になると、日本人は桜の花の優美なはかなさを称える花見の宴を催す。もしかしたら日本人は同じ概念を首相にも当てはめたらいいのかもしれない。 日本はこの4年間で6人目の首相を戴くことになった。1990年の不動産・株式バブルの崩壊後(これもまた、はかない美の例か?)、15人もの首相が誕生しては去った。この中で最も美しかったのは宇野宗佑氏に違いない。何しろ、同氏は3カ月ももたなかった(よもや忘れられはしないだろうが)。 ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領――こぶだらけの木の幹のように、見苦しくも7年間の長きにわたりその座にとどまっている人物――は、日本の現職首相の名前を思い出すのが難しいと認めている。最近の首相で3年以上もったのは、小泉純一郎氏た
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------
南アフリカでは2017年までに、2つの石炭火力発電所が建設される予定だ。日立は両方の発電所のボイラーを受注した。発電規模は合計で約10ギガワットとなり、受注金額は約5700億円に達した。南アの現在の発電容量は43ギガワットだから、一気に23%も増加する計算だ。 W杯期間中の停電は大丈夫か? この国は過去数年に渡り、電力不足に悩まされてきた。金融危機前で経済成長がピークに達していた2008年初頭には大規模な停電が発生し、金やプラチナなどの鉱山の稼働が停止した。その結果、世界のレアメタル市場に大きな混乱をもたらしたこともあった。慢性的な電力不足は、南アフリカが抱えるインフラ不足の象徴でもある。 そのため、南アフリカでワールドカップの開催が決定された直後から、大会期間中の停電が懸念されてきた。国営電力会社エスコムで、北西地域の電力供給を担当するアルウィー・レスター氏は、「2009年は1度も停電が
新首相に就任する菅直人財務相は4日、内閣・民主党役員人事に着手した。 官房長官・副総理に仙谷由人国家戦略相、党幹事長に枝野幸男行政刷新相を起用する方向だ。菅氏の後任の財務相には野田佳彦財務副大臣を昇格させ、仙谷氏の後任の国家戦略相には荒井聰首相補佐官を充てる。罷免された社民党の福島党首が務めていた消費者相には、蓮舫参院議員を起用する考えだ。 民主党幹事長に枝野氏、官房長官に仙谷氏 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) すでに報道されている通り、鳩山総理と小沢幹事長が辞任した後、菅直人氏が民主党代表に選出され、菅政権が発足することになりました。菅次期総理は官房長官に仙谷由人氏、民主党幹事長に枝野幸男を起用する方針のようです。 しかし、政府と党の要のポストに付くことになったこの二人、経済政策については非常に不安が大きい人物です。 まず枝野氏についてですが、実は彼は以前に利上げ
その昔、「男女共生社会」という珍妙な言葉があった。今でもこの言葉を使っている団体や役所は少なからず存在するが、徐々に「男女共同参画社会」に言い換えられるようになっている。考えてみれば、どんなに性差別が激しい社会であっても男と女が共生していることには違いないのだから、この言い換えは当然だ。 一方、「人と自然の共生」という言い回しもよく使われる。特に最近使用例が増えているのではないかという気がする*1。困ったことだ。というのは、人と自然はカテゴリーを異にする存在者であるのだから、そもそも「共生」などという関係が想定できないからだ。「男女共生社会」は単に珍妙な言葉に過ぎなかったが、「人と自然の共生」はほとんどナンセンスの域に達していると言わざるをえない。 強いて言い換えるなら「人と野生生物の共生」くらいか。だが、このように言い換えてしまうと、もうひとつの問題が顕在化する。それは、もともと生物学用
2010年06月04日 02:28 カテゴリ歴史ネタ今週の一冊 俺はまだ、強いのか? Posted by fukuidayo Tweet みなさんコンニチハ! 「大切なことはみんな、マンガが教えてくれた」の著者(※)fukuiと申します。 本日ご紹介するのは、5月に発売されたバガボンド最新刊。 バガボンド(33) (モーニングKC) 著者:井上 雄彦 販売元:講談社 発売日:2010-05-27 おすすめ度: クチコミを見る 年内に完結するという噂のバガボンドですが、井上雄彦の筆は完結を前に鈍るどころか、ますます冴え渡っています。この漢(おとこ)、やはり神というしかない‥。 ---- さて、個人的にバガボンドには非常に深い思い入れがあります。主人公の武蔵の成長とともに、僕も心の成長を遂げてきたといってもいいくらいです。ちと今日はその思い出をまとめてみたいと思います。 自分でも顔から火が出る
昨日のエントリに書いたように、経済学を巡る議論では、しばしば経済学者の「コンセンサス」や「標準的見解」をデウス・エクス・マキナよろしく持ち出して、それに反しているからお前は間違いだ、という形で決着を図ろうとする人が多い。しかも、良く聞いてみると、そのコンセンサスなるものの内容が人によって微妙に違っていたりする。 そうした話を聞いていると、つい、この短編の最後を連想してしまう。 マイノリティ・リポート―ディック作品集 (ハヤカワ文庫SF) 作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 54回この商品を含むブログ (76件) を見る (以下ネタバレあり) 「自分でもまだよくわからない。少数報告はまちがっていた。そうですね?」 アンダートンはおもしろそうにたずねた。「どの
07« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»09 himaginaryさんのところで大変印象深い言葉があったので備忘録的に引用させていただきます。 一方、日本の経済学界では、逆に、リフレ派と反リフレ派がここ十年以上熾烈な論争を繰り広げてきた半面、日本経済の構造改革の必要性や市場主義の重視という点に関しては実は両派の差はそれほど無いように思われる。反リフレ派は、リフレ政策を構造改革を阻害するものとして攻撃するが、リフレ派には、むしろ構造改革の前提条件を整えるものとしてリフレ政策を推進する人が多いように思う*2。クルーグマンのように高い最低賃金や強力な労働組合や高水準の最高税率に郷愁を感じる人は、いわゆるリフレ派の中にはあまりおらず、むしろマル経の流れを汲む人に多いのではないだろうか。 (略) あるいは、日本で景気回復が進
machineryの日々 新卒者を吸収することは可能か 2010年06月05日 (土)まあ、ここで金融緩和によるマクロ政策がその大前提だという議論をすることも可能ですが、たとえばクルーグマンも増えた労働人口を吸収できるようなマクロ政策の重要性を強調しつつも、同時に政治サイドが職業訓練の旗振りをすることもあり得るという見解を示しています。でも大事なのは、アメリカではNAIRUは過去20年間かなり安定していて、どっちかといえば低下傾向にあるってこと。これは長期的に見て、失業率は増加傾向にはないってことだ―そしてこれは、アメリカ経済の適応力という点で、絶賛していいことなんだよね。前にも見たけど、同時期のヨーロッパでは、失業率はホントどうしようもないくらい上がっちゃってるんだから。アメリカだって、過去10年で労働市場に入ってきた大量の女性やベビーブーム世代に職を上げられなかった可能性は十分にある。
夏の参院選の前哨戦と位置づけられ、菅直人新首相選出後に行われた初の地方選挙は、民主党が厚い組織力で議席を守った。 「鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の辞任のいい影響が反映された。2人の辞任がなければ苦戦を強いられていたかもしれない」 民主党公認の麓(ふもと)理恵氏(51)の当選の一報を受けた県連幹事長の水戸将史参院議員は安堵(あんど)した様子で語った。 1万7千票あまりを獲得して当選した麓氏は、亡くなった同区選出の民主党市議、中島憲五氏と同じ横浜市教職員組合の出身。選挙戦で麓氏は、教職員としての経験や子供を持つ母としての経験を市政で生かしたいと訴えていた。 「この選挙を、これからの日本の、そして菅総理のためになんとしても勝たなければいけない」。神奈川選出の田中慶秋衆院議員は、選挙戦最終日の5日、市議補選としては“異例”ともいえる訴えを熱い口調で語っていた。
口蹄疫問題で宮崎県は6日、避難させたエース級種牛5頭が、抗体検査でも感染していないことが裏付けられたと発表した。5頭は遺伝子検査で5日に無事が判明。県が念のため、抗体の有無を調べる検査を実施していた。 県は、5頭の避難先である西都市尾八重を中心とする移動制限区域解除に向け、10日に5頭の抗体検査を再度実施。半径10キロ圏内にある農家2戸の家畜の健康状態も確認する方針。順調にいけば制限区域は13日午前0時に解除となる見通し。 東国原英夫知事は6日、「種牛は貴重な財産であり、5頭を守れる可能性が高まったことに安堵するとともに、5頭以外を失ってしまった事態を重く受け止めている」とのコメントを出した。
久留米工業大学のグループが試作した竹刈りロボット「竹取の翁」=福岡県久留米市の同大研究室 繁殖力が強く、各地でやっかいものとなっている放置竹林の問題を解決しようと、久留米工業大学(福岡県久留米市)のグループが竹刈りロボットを開発している。その名も「竹取の翁」。重労働の竹の伐採作業をロボットの力で楽にしようという試みだ。刈り取った竹は竹細工のほか、各地の学校で採用が進んできた安全で軽い給食用エコ食器の樹脂原料にする計画だ。 プシュッ、プシュッと音を出しながら鉄製の腕が竹をつかむと、高さ約50センチ、重さ7キロの鉄製の檻(おり)がゆっくりと竹を上がっていく。このほど完成した「竹取の翁」の試作2号機だ。開発する同大4年浦宏徳さん(21)は「実用化が視野に入ってきた。これからがもっと楽しみ」という。 同大工学部機械システム工学科長の井上利明教授は、竹の子の産地として知られる同県の旧立花町(現
【ロンドン=有田哲文】英国のハモンド運輸相は、英国の鉄道の車両更新事業の見直しを進めることを表明した。日立製作所が優先交渉権を獲得していた「インターシティー・エクスプレス(高速鉄道)」約1400両の約1兆円の受注が破棄されるおそれが出てきた。 英PA通信によると、ハモンド運輸相は「環境の変化にあわせて、すべての発注を厳しく見直し、あらゆる選択肢を検討する。納税者の負担に見合う価値をもたせる」と語った。さらに「前政権は、景気循環はなくなったと言い、税金が無限に入ってくると信じていたようだ。この政権はもっと責任をもって行動する」とも述べた。 正式契約は、英国の総選挙の結果を待つことになっていた。しかし、先月6日の総選挙の結果、労働党政権が退陣した。キャメロン新首相は、財政赤字を減らすために歳出削減を進める方針を示している。
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