安倍晋三氏の宣伝では、による量的緩和は景気を浮揚させるはずだった。 (マスコミもこの宣伝には大いに貢献したが、・・・) 実際は、 1)日銀の市中銀行に対するマネタリーベースの供給を増やしただけで、銀行の民間に対する貸付(貨幣供給)はほとどんど増えていない。企業の設備投資もほとんど増えていない。しかも、 2)円安による輸入品の価格上昇をもたらし(ということは、国民の可処分所得の外国への移転をもたらし、あるいは有効需要の外国への漏れをもたらし)、景気を悪化させた。一方、輸出はそれほど促進されていない。 日本経済は、強い逆風にさらされている。
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