これは面白いので細かく行きます。 「日銀陰謀論」の正体 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する その批判が高度に理論的、学術的なものであれば、一般人の理解の範囲を超えているはずなので、余程その人が経済学者として高名な場合や、学会のコンセンサスが日銀批判でほぼ固まっている場合を除けば、最適な専門家として選ばれた日銀総裁の政策判断が(消極的に)支持される事になる可能性が高い。 そしてこの場合、教科書レベルでわかるような誤りが日銀の政策にあるというような批判をしてもまじめに受け取る人は殆ど居ないであろう。 乗数効果がわからない財務大臣は居ても、経済の教科書レベルの話がわからない日銀総裁が居るとは常識的には考えられないからである(注)。 この辺は、僕がずーっと抱えてる疑問で、「リフレ派に分かることがなんで日銀に分からないか」。これのまともな説明がリフレ派から伝わ