ここ数年、店頭での品薄が続いているバターについて、農林水産省はこの夏は気温が高く原料の生乳の生産量が減ることが予想されるとして、新たに6000トンの輸入を決めました。 農林水産省では、これによって十分な供給量が確保できるとしています。 バターをめぐっては、酪農家の担い手不足による生乳の生産量の減少が続いていることや、鮮度が求められる牛乳や生クリーム向けに生乳の使い道が優先されることから、ここ数年、店頭での品薄が続いています。 このため、農林水産省は、バターの供給量の不足が見込まれる場合は、輸入を増やす措置をとっていて、ことしはすでに7000トンの輸入を決めていました。 しかし、農林水産省によりますと、この夏は全国的に気温が高くなる見込みで、生乳の生産量が当初の予想よりもさらに減少する可能性があるとして、31日、新たに6000トンの追加輸入を行うことを決めました。 農林水産省では、これによっ