ドナルド・トランプ次期米大統領の「言葉」は、専門家たちにはどう聞こえているのか。 20日に迫った就任演説を前に、ポイントを聞いてみた。 大統領の言葉といえばリンカーン、ケネディなど歴代大統領の高尚な演説が有名だが、最近は「Plain spoken(率直な物言い)」の方が有権者受けがいいとされる。 カーネギーメロン大が昨年3月に公表した大統領選候補者の英語研究では、トランプ氏の文法は小学6年生レベル。ちなみに民主党のヒラリー・クリントン氏は日本の中学1年生に相当する「7年生」と評価された。 トランプ氏の演説は、共和党指名候補争いで2位に終わったアイオワ州の敗北宣言が中3相当の「9年生」並みの高評価だった一方、「We are winning winning winning」とぶち上げたネバダ州の勝利宣言は「4年生」レベル。