自民党の石破茂元幹事長の持論は「夜行列車がなくなった時から日本の凋落が始まった」というもの。それだけに、長く夜行列車の運行を担った客車列車への思い入れは強く、逆に電車や新幹線、特に東海道新幹線を運行しているJR東海への評価は辛らつだ。いわく、クルーズトレイン「ななつ星in九州」を走らせるJR九州は「偉い」し「鉄道事業に対する思い入れも、ものすごく強い会社」。対するJR東海は「鉄道が持ってる非日常性みたいなものに対する思い入れが、ほとんどないよね」。 インタビューの第3回では、新幹線や、今となっては唯一の定期夜行列車となった「サンライズ瀬戸・出雲」、その前身の「出雲」など、様々な列車について思いのたけを語ってもらった。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司) 100系新幹線の個室は「本当に夢の空間」だった 石破: JR東海を見ているとよく分かるのですが、100系新幹線(定期運転
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