緊迫!シャープ “切り札”IGZO液晶に黄信号 矛盾するオンリーワン戦略(1) - 12/10/17 | 11:00 差し当たりは、朗報だ。 韓国サムスン電子が来春発売するスマートフォン「ギャラクシー」の新モデルに、シャープ製の液晶パネルがほぼ内定した。5インチフルハイビジョン(HD)対応、スマホ向けでは世界最高水準の画素密度を実現した最新パネルだ。 サムスンはこれまで、液晶パネルを搭載する「アイフォーン」との差別化を狙い、輝度の高い(明るい)有機ELパネルを積極的に採用してきた。だが、フルHDに対応する有機ELパネルの開発が来春モデルの発売に間に合わなかったもようだ。アイフォーン5になんとしても負けたくないサムスン。有機ELの開発部隊にハッパをかけつつも、高精細な液晶パネルの採用に踏み切った。 今年4月に発足したジャパンディスプレイ(JDI)はすでに同案件に内定。「(シャープとの2