生活用品の企画開発を手がけるドウシシャ(大阪市中央区)は、サーキュレーターとしても使える扇風機「Kamomefan+c」シリーズを5月中旬から発売する。「1台で2台分の働きができる」としている。 カモメの羽に着想を得た独自の羽根を搭載するロングセラー「Kamomefan」(カモメファン)の新製品。船舶用プロペラの老舗・ナカシマプロペラと共同開発したプロペラを11年ぶりにリニューアルした。 羽根の角度やピッチなど、様々な部分の細かいバランスをミリ単位で調整し、約1年をかけて改良した。上位モデルの「K-F25AY」(2万9700円)では、風量を従来機比で最大30%上げる「サーキュレーターモード」を使うと20m先まで風が届くという。 空気の循環を目的としたサーキュレーターは、パワーのあるものなら25mから30m先まで風が届くが、強い直線的な風になり駆動音も大きい。対してKamomefan+cは到