美術でさえ敷居が高いのに、書となると「習字」「書き初め」がトラウマになっているのか、「勘弁して下さい」とばかりに後ずさりし始める方が多い(ような気がする)。とはいえ、PCのキーボード入力、スマートフォンのフリック入力など、自分の手に筆記具を持って文字を書く機会こそ減ったけれど、文字は毎日のように書き、読んでいる大切な「道具」なのだから、もうちょっと関心を向けてみてもいいのではないだろうか。
山形、そう、私は山形に2回ほどツアーに行ったことがある。 一回目はJOURNAL SPY EFFORT(現MIRROR)の木元氏に誘われてMOD LUNGでのツアーに参加したのだ。 サンディニスタというライブハウスでのショーだったとおもう。クラブを改築したお洒落なスポットだ。 そこで、初めて、WHAT EVER FILMを観た。硬質な音色、シェラック、DISCHORDというキーワードが頭をよぎった。アツかった。 そこで将軍と呼ばれている門脇君と出会った。(何故、彼が”将軍”とよばれているのかは聞かなかった。顔が将軍ぽいからだろう。) それから月日がながれ、山形のSHIFTというバンドとも交流するようになり、2008年のDO ITにはMOD LUNGで非常に大きな舞台でやらせてもらった。もともとDO ITはWHAT EVER FILMを中心とした企画だったとおもう。それが、今は若い子が後をつ
秋の風物詩といえば「芋煮会」です。 今年も「日本一の芋煮会フェスティバル」が盛況だったようですし、職場の芋煮会、町内の芋煮会、プライベートの仲間たちと芋煮会……と芋煮疲れの方も多いのでは? おっと、いきなり大多数の国民を無視してしまいました。 東北では「川原などで里芋を煮て食う」という秋の習慣があり、なかでも山形は盛んで、それはもう本当に盛んで、コンビニでは当然のように薪が売られますし、前述のフェスティバルでは、ショベルカーが巨大鍋の芋煮をかき混ぜます。 そんな芋煮会ですが、じつは根深い問題を抱えています。 庄内地方と内陸地方で芋煮の具材と味つけが違う 山形県内では入れる具材と味つけにおいて相容れない勢力争いがあり、「牛肉なんて正気か?」「豚汁を食って楽しいの?」といった争いが毎年毎年、繰り広げられるのです。 庄内地方は「豚肉・味噌仕立て」で、内陸地方は「牛肉・しょうゆ仕立て」。 お互い一
祖先の尊い犠牲の上に今がある せんさいなこころとそうぞうりょくなしには、しんじつをしることができません。 あの2011年3月11日のつなみのえいぞうをみて、そのすごさにおどろくのは、まだひょうめんてきです。 だくりゅうのなかで、くるまやたてものなどのざんがいといっしょくたにされ、もみくちゃにされ、なきさけぶこともできずに、もがきながらしんでいったこどもたちとおおくのひと、ひと…。 そのひとつひとつのこころにおもいをよせなければ、しんじつはわかりません。 寛永白岩一揆についてもおなじです。 やまがたのふゆのあさはさむい。 さむさであたまやてがいたいときもあります。 さむさにふるえるとき、 「ひゃくしょうたちは、どのようにしてみをまもったのか?」 そうぞうしてみてください。 あたたかいいるいなく、たべものにもうえながら、こも・むしろをかぶってふるえていた…。 そんななかで、どのようにたすけあい
『農業館陳列品要覧』(昭和九年/神宮徴古館農業館) 『農業館陳列品要覧』は昭和九年に神宮徴古館農業館が発行した本だ。神宮徴古館農業館に聞き覚えがなくても「伊勢神宮の」といえば何となく関心をもってもらえるだろうか。 「神宮の博物館」(http://museum.isejingu.or.jp/index.html)から引用すると神宮徴古館は「明治42年に日本で最初の私立博物館として創設された伊勢神宮の〈歴史と文化の総合博物館〉であり、神宮農業館は「天照大神と豊受大神の御神徳を広め、〈自然の産物がいかに役立つか〉をテーマとした日本で最初の産業博物館」であり、「皇室から賜った品や伊勢神宮のおまつりで神様にお供えする神饌(しんせん)を始め、明治時代の内国勧業博覧会(ないこくかんぎょうはくらんかい)などに出品された産業資料」などを展示しているようだ。 そういった意味では『農業館陳列品要覧』は、伊勢神宮
安心のかたち 日常を一変させた新型ウイルス。その「見えない恐怖」に怯える人が少なくない。しかし、いやむしろだからこそ、ウイルスの姿は毎日のように、「見える」。電子顕微鏡で撮影された拡大写真、CGによる3Dモデル、それらを簡略化したイラスト。見えないはずのそれをあらゆる方法で可視化したイメージが、新聞にテレビにインターネットに、感染をはるかに上回る規模で蔓延する。あの不気味な、突起に覆われた球体のイメージを、もはや誰もが思い描くことができよう。ウイルスだけではない。感染状況の推移を示す種々のグラフやマップ。江戸時代の瓦版に登場したという疫病除けの妖怪アマビエ。「見えない恐怖」を「見える安心」に変えるべく生み出されたイメージたちは、恐怖を可視化せずにはいられない、わたしたちの性をも、あらわにする。 それは古代から通底する人間の性であろう。中国古代の辟邪(=邪悪を辟さける)思想に言及した小林太市
「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 新・批評家育成サイト」は、2022年8月31日をもって公開を終了いたしました。
このブランド何て読みますか???とよく聞かれます。WMON???・・・「ダブリューエムオーエヌ??」。。。 ・・・で、WMON「門【モン】」と読みます!! ・・・皆さん、こんにちは!! WMON「門【モン】」の代表、ANTAKE(アンタケ)と申します。 はじめまして、宜しくお願い致します!! 僕が小学校の頃所属していたサッカーチームで 合言葉の様に教え込まれた言葉が 「モン」でした。 当時右ウイングと言うポジションをやっていました。 モンは日本で古くからサッカー用語としても用いられ ディフェンスとディフェンスの間に出すボール つまりスルーパスの事を意味します。 幼少時代に頭に叩き込まれた「モン」っていうその言葉の響きがカッコ良いなと思いながら なんとなくイラストレータ(パソコン)で「WMON」の文字変換をしていたところ たまたま偶然カッコ良い文字(スラブ語)を発見し それをブランド名(商標
新型コロナウイルス感染症対策として、政府は民間金融機関による最長5年間返済を据え置く実質無利子融資を盛り込んでいる。これに対し金融業界関係者や学者から、返済の優先順位が低い「永久劣後ローン」の実施を求める声があがる。立教大学名誉教授で中小企業支援組織「スモールサン」を主宰する山口義行氏に、提言内容について聞いた。(聞き手=編集委員・宮里秀司) ―足元の中小企業の状況をどう見ますか。 「経済活動の自粛により事業の存続が危ぶまれ、このような状況ではM&A(合併・買収)により会社を売ろうにも、相当買いたたかれてしまう。中小企業経営者の心が折れかかっている」 ―永久劣後ローンとはどんなものですか。 「無利子で借りても5年後に返済が始まるならば、借りる勇気が出ないという企業は多い。そこで疑似資本の役割を果たす資金を中小企業に注入する仕組みを提案している。『永久劣後』というのは、利子だけを払っていれば
右のアイコンをクリックしてダウンロードサイトよりMacromedia Flash Playerプラグインをダウンロードし、インストールしてください。 (文・都築響一) 「僕は二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい」と、ポール・ニザンが『アデン・アラビア』の最初の行を書いたのは1931年だった。それから80年間以上、この冒頭のワンフレーズが、どれだけの子どもたちの魂を揺さぶってきたのだろう。
先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、
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