4月17日〜5月5日 日立シビックセンター科学館で「さわれる天体写真展」 【2010年4月16日 アストロアーツ】 茨城県日立市の「日立シビックセンター科学館」では、2010年4月17日から5月5日まで、「さわれる天体写真展」が開催される。凹凸をつけた天体写真などが展示され、視覚障害者と晴眼者が一緒に宇宙の不思議を体験することができる。 《さわれる天体写真展 in ひたち 開催のお知らせ》 この度、常磐大学コミュニティ振興学部中村正之研究室および夢集団・星とロマンを語る会は、日頃の触覚型天文資料の研究成果の発表と触覚型天文資料の周知活動の一環で、日立シビックセンター(茨城県日立市)において開催されるイベントでこの「さわれる天体写真展」を開催することになりました。 この写真展は、星の世界を特殊な用紙に印刷し加熱することで印字部分が膨張し凹凸がつく立体コピー機を用いて、視覚障害者の方にも“さわ
<テレビウォッチ>地球上の温室効果ガスの8割を占める二酸化炭素(CO2)やメタンの濃度を観測する温室効果ガス観測技術衛星『いぶき』。精巧なセンサーを搭載し世界で初めて宇宙空間から観測を始めて1年がたった。 「いぶき」 667キロ離れた宇宙の軌道を98分間で地球を周回しながらグローバルな観測データを送ってきている。こうして宇宙で捉えた観測データは、従来からの地上観測データやシミュレーションモデルを組み合わせ、CO2やメタンの濃度を高精度で推定することができるようになった。 また、今まで分からなかった温室効果ガスの発生源、季節変動や気候変化など様々なメカニズムの解明もできるようになった。関係者は「将来、温暖化がどう進むのか、より正確な予測ができるようになったわけで、温室効果ガスをどれだけ削減すべきか、対策を決めるのに非常に役立つ」と自信を深めている。 番組はこの『いぶき』の観測成果と今後の可能
民間打ち上げロケット視察=ソユーズより安価−米大統領 民間打ち上げロケット視察=ソユーズより安価−米大統領 【ワシントン時事】民間企業による打ち上げロケット開発を推進するオバマ米大統領は15日、ケープカナベラル空軍基地(フロリダ州)を訪れ、スペースX社(カリフォルニア州)が開発中の商業用ロケット「ファルコン9」を視察した。順調に進めば来月8日に打ち上げ試験が行われる。 オバマ大統領は新宇宙政策発表の演説に先立ち、同空軍基地を訪問。X社の最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏から説明を受けた。ファルコン9(全長約54メートル、直径約3.6メートル)は2段式ロケット。X社はスペースシャトル退役後、国際宇宙ステーション(ISS)に人員と物資を輸送する契約を米航空宇宙局(NASA)と結んでいる。 NASAはロシア連邦宇宙局との間でもソユーズ宇宙船によるISS補給契約を締結。宇宙飛行士1人当
北海道大学 低温科学研究所は4月16日、宇宙における水素分子生成過程を解明したと発表した。天文学と天体物理学を扱う学術雑誌「The Astrophysical Journal Letters」に論文が掲載された。 水素分子は宇宙でもっとも大量に存在する分子で、宇宙に存在する分子のおよそ9割を占めるといわれている。星の形成や宇宙における物質進化に重要な役割を果たすと考えられているが、宇宙の真空中(気相)で2つの水素原子(H)が結びつく反応は極めて起こりにくく、宇宙に存在する塵(星間塵)表面でH原子同士が結合する反応が不可欠であると考えられていたが、その生成過程の全容は謎となっていた。 同研究所では、極低温の暗黒星雲を再現できる超高真空実験装置を開発、その中に擬似的な氷星間塵表面(アモルファス氷表面)を作製。同表面に低温に冷却したごく微量のH原子を照射し、H原子の表面への吸着からH2分子生成ま
Sponsored in part by: Keep jobs in the U.S. Make America the Leader in Space Again Support NASA's Budget http://srs.gs/140s Remarks of President Barack Obama Space Exploration in the 21st Century - Top Stories Source: NASA HQ Thursday, April 15, 2010 Remarks of President Barack Obama Space Exploration in the 21st Century Thursday, April 15, 2010 Kennedy Space Center As Prepared for Deliver
山崎直子飛行士(39)が野口聡一飛行士(45)と連日活躍している国際宇宙ステーション(ISS)の今後が不透明だ。日本では、前政権が決めた運用方針を否定する「ISS不要論」が飛び出し、閣内には不協和音も聞こえる。政権交代は宇宙戦略にも影を落としている。【山田大輔、ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)奥野敦史】 今月13日朝、閣議を終えて解散したところで、前原誠司宇宙開発担当相がISSを所管する川端達夫文部科学相を呼び止めた。前原氏は「ISSの今後」を議題にした会合開催を打診。川端氏は「今は日本の科学技術政策全体を議論中で、宇宙など各論はその中での議論だ」と応じず、平野博文官房長官が「官房で一度議論を整理する」ととりなした。 背景には、宇宙戦略をめぐる閣内の不協和音がある。 現在の日本の宇宙戦略の司令塔は、自民党政権下で発足した「宇宙開発戦略本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)。しかし本部会合は
ワシントン(CNN) オバマ米政権の宇宙政策では、米国は有人宇宙飛行の分野で二流国か三流国に転落してしまう――。かつてアポロ計画で月面に降り立った元宇宙飛行士3人が15日、書簡でそんな懸念を表明した。 書簡は人類で初めて月面に降り立ったアポロ11号のニール・アームストロング氏と、アポロ17号のユージン・サーナン氏、事故を起こしながら奇跡的な生還を果たしたアポロ13号のジェイムズ・ラベル氏が連名で発表。「実際の宇宙船の操作から得られる経験とスキルなしでは、米国は平凡へと転落してしまう公算が極めて大きい。米国はリーダーであり続けたいのなら、目標を達成できる計画を遂行すべき」と指摘した。 オバマ大統領は15日にフロリダ州のケネディ宇宙センターで新しい宇宙政策を発表する予定だが、これは有人飛行計画から研究計画へと米航空宇宙局(NASA)の予算をシフトする内容になる。 アームストロング氏らは、NAS
Image credit: ISRO インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間4月15日16時27分(日本時間19時57分)、インドの通信試験衛星「GSAT-4」を載せたGSLVロケット(GSLV-D3)を、サティッシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げたが、3段目のエンジンが正しく動作せず、打ち上げに失敗した。 ISROによると、ロケットの初段と第2段は共に正常で、打ち上げから約5分後に、第3段エンジンが点火し、約12分間燃焼する予定だったが、エンジンに動きがなく、ロケットはそのまま失速し、衛星と共に海面に落下した。 今回の打ち上げに使用された第3段エンジンは、インド初の国産極低温エンジンだった。エンジンが点火したかどうかはまだ確認されていないため、ISROは今後、失敗の原因を究明し、次回の極低温エンジンの打ち上げ試験について検討する。 なお、GSLVロケットの打ち上げは200
探査機カプセル 回収隊結団式 4月15日 20時46分 地球への帰還を目指している日本の小惑星探査機「はやぶさ」は、ことし6月、大気圏に再突入する際、小惑星の岩石が入っている可能性のあるカプセルをオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、15日、このカプセルを日本に持ち帰る「回収隊」の結団式が行われました。 7年前に打ち上げられた小惑星探査機の「はやぶさ」は、地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」に世界で初めて着陸し、通信系統やエンジンのトラブルが相次ぎましたが、順調にいけば、ことし6月、地球の大気圏に再突入します。このときカプセルを分離し、パラシュートでオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、15日は、神奈川県相模原市の宇宙航空研究開発機構で、このカプセルを日本に持ち帰る「回収隊」のメンバーらが結団式を行いました。回収隊は、科学者や技術者などおよそ40人で編成され、カプセルから出される電波
【ココビーチ(米フロリダ州)=山本智之】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の山崎直子さん(39)は、米東部時間14日(日本時間15日)、簡易投稿サイト「ツイッター」で、宇宙からの「初つぶやき」を披露した。 「宇宙からこんにちは」で始まるつぶやきは、自身が宇宙で詠んだ俳句「瑠璃色(るりいろ)の 地球も花も 宇宙の子」を改めて紹介。「皆さんもぜひ、俳句をおくってください!」と呼びかけている。 俳句の募集は、宇宙航空研究開発機構が行っている。応募方法などについて、ホームページ(http://iss.jaxa.jp/iss/19a/yamazaki/haiku/)で紹介している。 ◇ ISSでは米東部時間15日未明(日本時間同日午後)、起床時間に、松田聖子さんが歌う「瑠璃色の地球」という曲が、山崎さんのために流された。選曲をした山崎さんの夫・大地(たいち)さん(37)は「妻がどう
◇有人活動、リスク学ぶ 「事故が起きた。すぐに戻れ」 03年2月1日夜。沖縄での講演を終え、ホテルで休んでいた若田光一宇宙飛行士(46)に米航空宇宙局(NASA)から電話が入った。テレビをつけると、スペースシャトル「コロンビア」が帰還中に空中分解する映像が繰り返し流されていた。 「搭乗員が乗ったカプセルだけはどこかに着陸したんじゃないか」。訓練拠点の米国に向かう機内では望みも持っていたが、到着後、7人の生存は絶望的だと伝えられた。 「一緒に登山訓練をした友人もいた。7人もの仲間を一度に失う経験は初めてで、それでも彼らの遺志を継いで続けなきゃならないと気持ちを切り替えるのがつらかった」と若田さんは声を落とす。 86年の「チャレンジャー」に続く2度目の死亡事故は、日本にも影響を与えた。 当時、宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)で有人部門の企画調整を担当していた筒井史哉(ふみや)さん(43
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=勝田敏彦】オバマ米大統領は15日、スペースシャトル発射基地のケネディ宇宙センターで演説し、2030年代半ばまでの火星有人探査などを柱とする新しい宇宙政策を発表した。大統領は2月、月有人探査の打ち切りを発表しているが、それに代わる探査目標や時期を具体的に示したのは初めて。 大統領は、ブッシュ前政権が04年に打ち出した月有人探査を柱とするコンステレーション計画の打ち切りやスペースシャトルを予定通りに今年退役させる方針を2月の予算教書で発表した。 コンステレーション計画では20年ごろまでに約50年ぶりとなる月有人探査を目指し、火星などの探査はその延長線上に想定されていたが、大統領は「我々は月に行っことがある」として意義を否定。月より遠い目標を最初から目指すべきだとした。 そして革新的な推進システムの開発を前提とし、25年には月より先に人類を送ることが
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