14歳の少女らへの性的虐待で逮捕・起訴されながら、拘置施設内で自殺した米富豪のジェフリー・エプスタイン被告。 トランプ大統領、クリントン元大統領から英国のアンドルー王子まで、その政財界を中心とした交友関係が国際的な注目を集める。 一方で、エプスタイン被告は科学分野の著名研究者らにも幅広い人脈を持ち、豊富な資金が広く流れていたことも、波紋を広げている。 マサチューセッツ工科大学(MIT)は22日、同大学がエプスタイン被告から合わせて約80万ドル(約8400万円)の寄付を受けていたと公表した。 その寄付先の一つ、同大学の先端テクノロジー研究所「メディアラボ」では、所長の伊藤穣一氏が自らの個人ファンドを含めて、エプスタイン被告から資金を受けていたことを公表、謝罪したほか、同研究所の創設メンバーの一人で、「AIの父」ともいわれる故マーヴィン・ミンスキー氏が、エプスタイン被告から性接待を受けていたと