先日、小鳥遊@g_fukurowlさんと『氷菓』についてお話しする機会があり、大変刺激を受けました。それから特に考えがまとまったというわけではないのですが、多分、今年度も僕は懲りもせず『氷菓』とか青春とかについて書き散らかしていくのだろうなと思うので、一応今のところの考えを書き留めておこうと思います。 遠まわりする雛は、どれほど近づけたのか?―「22話 遠まわりする雛」のラストについて アニメ『氷菓』を見終えた誰もが思いをはせずにいられないのは、折木君と千反田さんのその後だと思うわけです。はっきりとは語られない不確定な未来だからこそ。 それについては以前に小鳥遊@g_fukurowlさんの示唆を受けてこんな文章を書いたりしました。 amberfeb.hatenablog.com ここで彼らの未来はラストショットの象徴する瞬間がすべてであり、彼と彼女が「優しさの理由」を知りたい、と思ったこと