サントリー学芸賞・受賞記念パーティ挨拶 2011年12月12日 東京會舘におけるサントリー学芸賞贈呈式のあと、二次会が、近くの「アリスアクアガーデン」という店で開かれました。その席で、乾杯の挨拶をしてくれと言われ、珍しく原稿を作っていったのですが、贈呈式のパーティで飲んでいるうちに、大和田君の受賞の言葉「僕はヒップホップなど黒人系の音楽を追いかけてきてよかったと思います。なぜなら彼らはいただけるものは全部いただくという思想で、白人ロッカーの、権威には中指をつきたてるってことをしないからです」に、コンチクショーと反応して、「どうせ俺たちはロックはカウンター・カルチャーだと信じたおめでたい世代だよ」と中指を突き立てたくなった。で、用意してあった原稿の、最後の「いましめ」のところだけを強調した、「くたばれ団塊、朽ち果てろラバーソウル」の挨拶になってしまったという次第。無駄になった原稿を、ここに掲