地中海の仏コルシカ島で、大統領選に向けた演説中に支持者らに手を振る極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン党首(2017年4月8日撮影)。(c)AFP/PASCAL POCHARD-CASABIANCA 【4月10日 AFP】フランス大統領選に立候補している極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首は9日、第2次世界大戦(World War II)中に仏警察がナチス・ドイツ(Nazi)に協力してユダヤ人1万3000人以上を一斉検挙し、首都パリ(Paris)の競輪場に監禁した事件について、フランスに責任はないとの見解を示した。検挙されたユダヤ人たちはその後ナチスの強制収容所に送られた。 1942年に起きたこの事件は、ナチス当局者の命令を受けた仏警察がユダヤ人を一斉検挙し、パリにあるベル・ディブ(Vel d'Hiv)競輪場に監禁したもの。ジャック・シ
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