おみそ汁の具材としておなじみの「油揚げ」。 料理の脇役でありながらも、煮物や炒め物に何かと重宝する食べものですよね。 でも、私の住む新潟では、油揚げが「主役」として活躍しているんです。普通の油揚げとは見た目も味も別格! 酒のつまみにはもちろん、メインのお料理にも早変わり。 これまで油揚げを軽視してきた人が新潟へ来たら、「油揚げ=脇役」という先入観が崩れて、油揚げへの尊敬の念すら湧き上がるかもしれません。 一体どんな油揚げなのか、さっそくご紹介しましょう! 創業100年の老舗、佐藤豆腐店 やって来たのは、新潟県長岡市の栃尾地区。 およそ1万8千人が住む栃尾地区には、15店舗もの油揚げ店があり、各店こだわりの油揚げを製造しているんです。 なかでも赤い看板が目印の佐藤豆腐店は、創業100年以上の老舗店。昔ながらの製法にこだわった油揚げを求めに、県外からわざわざ買いに来る人がいるほど。 その名は「