7月10 台頭しなくても状況は変わらなかったのでは? Tweet カテゴリ ユニクロが嫌いだというファッション業界関係者はけっこう多い。 筆者は好きでも嫌いでもない。好みの商品が値下げされていれば買うし、逆にいくら値下げして投げ売りされてても好みの商品がなければ買わない。 その程度の利用価値しか見出していない。 彼らに言わせると、ユニクロが行った価格破壊が許せないという論法になるのだが、90年代半ばにユニクロが躍進しなくても同じことは起きていたのではないかと考えられる。 なぜなら、大手総合スーパーの衣料品はユニクロと同じ程度の価格だったし、そもそも当時のユニクロは大手総合スーパーと同じメーカーから衣料品を仕入れていた。 イトーヨーカドーの平場に並んでいた美濃屋がライセンス生産する「コンバース」のTシャツやトレーナーは94年のユニクロの店頭にも並んでいた。 ユニクロが台頭しなくて