セフィロト(生命の樹)とはカバラ思想における「世界の概念」です。その概念を表す図(概念図)として用いられるのが下の図になります。魔術に興味のある人であれば一度は目にした事がある図ではないかと思います。 [ セフィロト(生命の樹) ] セフィロト(生命の樹)は10の球と22の小径から成ります。10個の円がセフィラ(球)で、その10個のセフィラ(球)を繫いでいる22本の道が小径(パス)になります。 セフィロト(生命の樹)は魔術(カバラを取り入れている魔術)の世界では魔術的理論背景を整えるための便利なシステム(仕組み)で、実践面では訓練の時や儀式の時に利用されています。 生命の樹の起源は「未顕現の三者」にあります。 「未顕現の三者」と言うのは「アイン(無)」、「アイン・ソフ(無限)」、「アイン・ソフ・アウル(無限光)」の事です。 この「未顕現の三者」の内の「アイン・ソフ・アウル(無限光)」から一