巨額の公金が使われた東京オリンピック。会場運営を担った大手広告代理店などが相次いで起訴されました。番組では組織委員会の元職員4人を取材。 【写真を見る】“お茶汲み”する職員に1日20万円…五輪費用3.6兆円オーバーの“裏側” 組織委元職員が告白【報道特集】 そこで語られた費用が膨張した“からくり”とは。 ■組織委元職員「電通に頼ることしかできない」 東京オリンピック・パラリンピックの運営業務をめぐる談合事件。 大会組織委員会の元次長や大手広告代理店・電通の幹部らが 次々と逮捕・起訴された。 競争入札が行われなかったこともあり費用が膨らみ、公金が組み込まれている大会費用は当初の7340億円から約5倍の3兆6800億円となった。 報道特集は4人の組織委員会元職員を取材。出身母体は広告代理店、自治体、競技団体など。口々に語られたのは、費用が膨らんだ“からくり”だ。 組織委元職員 望月宣武 氏「素