【本学研究者情報】 〇情報科学研究科 応用情報科学専攻 認知情報学分野 教授 松宮一道 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 運動時に心の中で感じる身体(「心の中の身体」)は、約1世紀にもわたって一つであるとされてきたが、複数あることが判明 一つの運動(手の動きなど)だけではなく二つの運動(目と手の動きなど)を同時に行うことで、運動の種類により「心の中の身体」が異なることが明らかになった 運動障害を引き起こす「心の中の身体」の異常を可視化する新しい方法の開発につながる 【概要】 運動機能障害を有する患者は、心の中で感じている自分の手や足に異常が生じており、「心の中の身体」の回復が運動機能障害を克服する鍵を握っています。「心の中の身体」とは約1世紀前から存在する古い身体概念で、脳内に一つだけ存在し、すべての運動に対して共通に用いられると考えられてきました。東北大学大学院情報科学研究科の松宮