保育社の「カラーブックス」というシリーズが好きだ。 1962年に創刊された文庫サイズの本のシリーズで、『熱帯魚』、『宝石』、『観葉植物』、『結婚式のマナー』などといった幅広いテーマについて図版をたっぷり使って解説している。 「カラーブックス」の名の通り、カラー写真が豊富に使われているのが特徴で、オールカラーではないのだが、モノクロページの合間合間にカラーページが挟まり、コンパクトかつカラフルな「ミニ図鑑」といった印象。 1962年に出版されたシリーズ9冊目『ハワイ』に記載されたカラーブックスの宣伝文句には「読む文庫から見る文庫へ進化した美と知識の宝庫」、「レジャーを活かす現代人のホームライブラリー」とある。なんとなく伝わってくる通り、家庭の本棚に置いておいて気軽にパラパラめくれる、様々な知的好奇心にこたえてくれる本、という主旨のシリーズなのである。 筆者の家の本棚には古本屋で集めた「カラー
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