麻生太郎財務・金融相は15日午前の閣議後の記者会見で、個人が「VALU」と呼ばれる会社の株式に似せたものを発行して資金調達する動きが広
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今年5月31日にサービス開始されると、瞬く間にネット上で話題となった「VALU(バリュー)」。個人を会社に見立てて、「自分を株式上場できる」という仕組みだ。それぞれの「価値」に応じて値段が決まり、本人はVALUを売り出すことで資金調達ができる。流通するVAと呼ばれる擬似株券は需給によって価格が上下し、第三者も売買することができる。VALUは仮想通貨ビットコインで取引され、すでに「時価総額」が10億円を超えるVALUも誕生している。 VALUは仮想通貨バブルの徒花になるのか、はたまた新時代のインフラとして定着するのか。VALU代表の小川晃平氏に聞いた。 フリーになってクレジットカードの限度額が減った ―― VALUはまったく新しいサービスですが、「VALUって何なの?」と聞かれた時には、どう答えているんですか? 小川 「簡単に言うと、SNS×クラウドファンディングみたいなものですよ」と説明を
話題のネットサービス「VALU」。「よく分からないけど、面白そうだし、もうかりそう!」――そう思って飛びついてしまった筆者は、その数週間後、激しく後悔し、やめる方法を模索し始めた。 「行きは良い良い、帰りは怖い」。そんなメロディが、筆者の頭をこだましている。 VALUを「やめる」、2つの意味 VALUには(1)VALUを売る、(2)VALUを買う――の2つの参加方法があります。この記事では(1)に焦点をあて、「VALUをやめる」=「VALUを売ることをやめる」「VALUが売れた後にやめる」の意味でレポートします。 VALUは、今年5月31日にスタートしたばかりの、金融とITを融合した「FinTech」と呼ばれるサービスの1つだ。誰でも自分の「価値」を売り出し、それを他人に買ってもらえる――というものだ。 ユーザーは、「VALU」と呼ばれる模擬株式を発行し、ほかのユーザーに買ってもらえる。上
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