興行通信社発表のミニシアターランキングでは3週連続1位を獲得。代表作『秒速5センチメートル』(2007年)の累計動員数を10日間で、前作『星を追う子ども』(2011年)の累計動員数を14日間で更新し、新海監督作品の中で最高のヒットを飛ばしている。 同作は、劇場公開と同時にiTunesでのダウンロード販売(EST販売)、上映劇場ではBlu-ray&DVDの発売を開始。Blu-ray&DVDは6月21日より一般発売もされているが、それによって劇場に足を運ぶ意義自体が薄れることはなく、緻密で美しい映像美やほろ苦く切ないストーリーなど、作品そのものに高い吸引力があることを示すこととなった。 今月、米ロサンゼルスで開催の『アニメエキスポ』や、韓国『プチョン国際ファンタスティック映画祭』で現地のプレミア上映が決まるなど、海外展開も加速している。