「音量は普通に聞こえるのに、言葉が聞き取れないという症状に3年くらい悩まされています」 女子学生があげたこのツイートが拡散、「私もそうだ」と同じ症状に悩む人が次々と苦しさを訴え始めました。時を同じくして耳鼻科医も偶然、症状を知ってもらうためのサイトを立ち上げていました。この症状「聴覚情報処理障害」と言います。 (ネットワーク報道部記者 和田麻子 目見田健 飯田耕太)
「音量は普通に聞こえるのに、言葉が聞き取れないという症状に3年くらい悩まされています」 女子学生があげたこのツイートが拡散、「私もそうだ」と同じ症状に悩む人が次々と苦しさを訴え始めました。時を同じくして耳鼻科医も偶然、症状を知ってもらうためのサイトを立ち上げていました。この症状「聴覚情報処理障害」と言います。 (ネットワーク報道部記者 和田麻子 目見田健 飯田耕太)
Googleが大鉈を振るった。不正確な医療情報を大量生産するメディアに。 2016年11月末に閉鎖された『WELQ』以降、ネットの医療情報を巡る動きは、「もぐらたたき」の状態だった。 情報の信頼性よりもコスパを優先し、記事を大量生産して、検索結果を独占する。WELQで問題となった手法を駆使するネットメディアは次々と現れた。 BuzzFeed Japan Medicalや一部の専門家が、問題のある記事やメディアの指摘を重ねてきたが、検索結果上位に不正確な情報が並ぶ状況は続いていた。 それが12月6日、一変した。 検索サービス最大手Googleが「医療や健康」に関する検索結果の改善を目的としたアップデートを実施したと発表したのだ。 これまで情報の信頼性が疑問視されてきたメディアや記事の多くが、検索結果の上位から姿を消した。 BuzzFeed Japan Medicalは、今回のアップデートの狙
by Michael Taggart Photography 約42万人の中年の人々について6年間にわたりデータを取得して調査した結果、「自分の歩く速度はゆっくりである」と考えている人は、「自分の歩くペースは速い」と考えている人に比べて心疾患で亡くなるリスクが高くなることが判明しました。 Association of walking pace and handgrip strength with all-cause, cardiovascular, and cancer mortality: a UK Biobank observational study | European Heart Journal | Oxford Academic https://academic.oup.com/eurheartj/article/4090989/Association-of-walking-p
【函館】救命の知識や技術を広める活動を続ける函館市内のNPO法人「救命のリレー普及会」(田中正博理事長)が市地域交流センターと共催で、昨年10月から毎月続ける無料の救命講習会が丸...続きを読む
政府の規制改革会議(議長・岡素之住友商事相談役)が規制見直しの対象として今期(2013年7月〜14年6月)協議する検討項目の全容が明らかになった。看護師が行える医療行為の拡大などが柱で全部で52項目。12日の会議で正式決定する。【宮島寛】 看護師は現在も医師の指示の下でなら一部の医療行為を行えるが、どの処置まで許されるのかの明確な基準がなく、動脈採血など日常業務まで医師が担っている例が多い。 しかし医師不足は地方を中心に深刻化しており、医師の負担を軽減し、高度な治療に専念させるためにも、技量に応じて看護師の行える医療行為の範囲を広げる必要があると判断し、具体策を協議することとなった。医師と看護師の効果的な役割分担が実現できれば、病院での待ち時間が短くなるなど効率化が進むとみている。 また、農地法で企業が農地を取得する際に設置を義務づけられている農業生産法人については、役員の過半が農業
症状が似ている一方で治療法が異なるうつ病と統合失調症を、脳の画像データを使って判別する方法を、東京の国立精神・神経医療研究センターのグループが開発しました。 うつ病と統合失調症は、いずれも医師が主に患者に症状を聞いて診断していますが、共通する症状も多く、誤った診断で治療を進めてしまうケースも少なくないと言われています。 東京・小平市にある国立精神・神経医療研究センターのグループは、脳の28の領域に注目し、うつ病と統合失調症の患者で脳の画像データに現れる違いを詳しく調べました。 その結果、28の領域のうち、視覚や聴覚に関わる部分と、視覚や聴覚の情報を伝える神経がある部分、それに恐怖などの感情に関わる部分の3か所で違いを比較すると、およそ80%の確率で2つの病気を判別できることが分かったということです。 国立精神・神経医療研究センターの功刀浩部長は、「2つの病気は治療薬が異なるので、診断はとて
騒音や老化などで耳の奥にある聴覚の細胞が壊れると難聴になりますが、薬剤を使ってこの細胞を再生させることに、慶応大学などのグループがマウスの実験で成功しました。 難聴の新たな治療法につながる可能性があると期待されています。 耳の奥にある「有毛細胞」と呼ばれる聴覚の細胞は、音を電気信号に変えて脳に伝えていますが、騒音や老化、それに抗がん剤の副作用などで壊れてしまうと難聴になります。 慶応大学医学部とアメリカのハーバード大学のグループは、有毛細胞の周りの細胞が受けている特定の刺激をなくすと、有毛細胞に変化することに注目しました。 そして、別の薬を開発する過程で見つかったこの刺激を抑える薬剤を、難聴にしたマウスの耳の奥の「内耳」に投与したところ、3か月後には、低い音を認識する部分で有毛細胞がおよそ1.5倍に増えたとしています。 さらに、薬剤を投与したマウスに複数の音を聞かせ、脳に流れる電気信号を測
厚生労働省が省令で市販薬のインターネット販売を規制したのは違法だとして、販売会社が国にネット販売をする権利の確認などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は21日までに、判決期日を来年1月11日に指定した。二審の結論変更に必要な弁論が開かれないことから、販売の権利を認め、国側敗訴とした二審判決が確定する見通し。 原告は「ケンコーコム」(東京都)と「ウェルネット」(横浜市)。両社は、厚労省の規制は過度で、憲法で保障された営業の自由を侵害していると主張。これに対し国側は、副作用リスクのある医薬品は専門家による対面での情報提供が不可欠で、規制には合理性があるとしていた。 一審東京地裁は、ネット販売は対面販売と比べると購入者の状態を目で見て判断することなどが困難で、規制は安全確保のために合理的で適法とした。 一方、二審東京高裁は、改正薬事法はネット販売の一律禁止を予定して
先週、実話をもとにあるコミックがネットに投稿された。曰く、ある男が元カノが残した未使用の妊娠検査キットを、ジョークで試してみたところ陽性だった!というもの。ところがこれは笑いごとではなかった。返ってきた1500を越えるコメントの中に「精巣がんの可能性がある。マジです。ググってみなさい」という指摘があったのだ。 妊娠検査薬は、尿中のβヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)のレベルを読み取ることで判定するが、「精巣がんではかなりの場合に、まったく同じホルモンを作り出すことが判明しています」と、がん専門医であるマーク・ポメランツ博士がABCに回答している。「このホルモンを体内で作り出すものは非常に少ない。精巣がんは数少ない因子のひとつ」ということ。 今週になってコミックの続きが投稿された。件の男性は投稿者の知人で、病院に行って検査を受け、右睾丸に小さな腫瘍が発見されたという。幸い非常に早期であったが
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所(春日井市)は、体内のたんぱく質の一種に、恐怖や不安の増幅、ストレスによる活動低下など、うつ症状を誘発する働きがあることを突き止めた。 この働きを抑制する化合物をマウスに投与したところ、抗うつ薬を投与した場合と同様の効果も確認できたといい、同研究所は「うつ病の解明や新薬の開発につながる」としている。研究成果は米・学術誌「プロスワン」に掲載された。 このたんぱく質は「HDAC6(ヒストン脱アセチル化酵素6)」。同研究所はマウスを使った実験で、うつ病や自閉症と関連があるとされる脳内神経細胞に多く含有されることを発見した。さらに、HDAC6をなくしたマウスは、普通のマウスと比べ、慣れない環境に置かれても活発に行動し、不安や恐怖を感じにくくなることも分かった。
■編集元:ニュース速報板より「【ノーベル賞】田中耕一さんが黒髪を代償にまたスゴい技術を開発」 1 名無しさん@涙目です。(神奈川県) :2011/11/09(水) 00:14:11.82 ID:mZR9F65t0 ?PLT(13128) ポイント特典 血液1滴からの病気発見に道 田中耕一さんら抗体開発 ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一フェローらのグループは8日、わずか血液1滴からさまざまな病気の早期診断ができる技術を開発したと発表した。 がんや生活習慣病などの病気になると、特定のたんぱく質(抗原)が血中に流れるが、微量でも漏れなく捕まえる抗体をつくることに成功した。 3年以内を目標に臨床研究の実施を目指すという。 抗体もやはりたんぱく質で、抗原と結合して免疫反応を起こす生体内のアンテナのような役割。 従来の抗体は、ほぼ固定された腕の部分に抗原が結合するのを待つよう
広島大の山脇成人教授(精神神経医科学)らの研究グループがうつ病の診断に、脳細胞を活性化するたんぱく質の遺伝子の働き具合を指標とする新しい方法を開発した。 採血から2日後にほぼ確実に診断できるという。うつ病の診断は、医師の臨床所見による主観的判断で行われているが、客観的な診断が期待できるという。31日付の科学誌プロスワン電子版で発表する。 山脇教授らによると、このたんぱく質は記憶や神経細胞の発達に必要な「脳由来神経栄養因子(BDNF)」で、うつ病患者の血液中には相対的に少ないことに着目した。 中程度のうつ病で、59~30歳の男女計20人の血液を採取し、BDNFを作り出す遺伝子の働きを調べた。その結果、遺伝子が働き出す初期の部分をみると、20人全員の血液で、ほとんど機能していないことを確認した。山脇教授は「症状の早期発見や投薬治療の効果を調べる指標としても役立つ」と話す。
血液中に含まれるリン酸の濃度を測り、うつ病を診断する検査法を、慶応大の研究成果をもとにしたベンチャー企業が開発した。従来、研究されてきた血液による診断法に比べ簡便なことが特徴。健康診断で使うことで早期発見につながる可能性がある。 開発したのは「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ」(山形県鶴岡市)。22日に、東京都で開かれる日本生物学的精神医学会で発表する。 同社は、国立精神・神経医療研究センターで「大うつ病性障害(うつ病)」と診断された31人と、年齢や性別の構成が近い健康な35人の血液を分析。うつ病患者は、血漿(けっしょう)中の「エタノールアミンリン酸」の濃度が低いことを見つけた。 このリン酸の濃度を調べて、うつ病患者を正しく診断できた確率は82%、健康な人をうつ病でないと診断できた確率は95%だった。
強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で、粘土
うつ病患者が100万人を超え、この10年間で2・4倍に急増している。不況などの影響はもちろんだが、新規抗うつ薬の登場との関係を指摘する声も強い。安易な診断や処方を見直す動きも出つつある。 東京の大手事務機器メーカーでは、約1万2000人いる従業員中、心の病による年間の休職者が70人(0・6%)を超える。2か月以上の長期休職者も30人を超えた。多くがうつ病との診断で、10年前までは年間数人だったのが、2000年を境に急増した。 この会社の産業医は、「『うつ病は無理に励まさず、休ませるのが良い』との啓発キャンペーンの影響が大きい」と話す。うつ病への対処としては正しいが、「以前なら上司や同僚が励まして復職させたタイプにも、何も言えなくなった。性格的な問題で適応できない場合でも、うつ病と診断されてしまう」と、嘆く。 国の調査では、うつ病など気分障害の患者は、2000年代に入り急激に増えており、一概
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