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ascii.jpとmusicに関するhazardlamp0855のブックマーク (26)

  • 決定版!絶対見るべきニコニコ動画2011【ボカロ編】 (1/4)

    2011年、ニコニコ動画は去年につづき“飛躍”の年だった。台湾でライブイベント「ニコニコ大会議」を成功させ、六木に180度フルLEDのライブハウス「ニコファーレ」を立ち上げたりと、1年を通じて目が離せなかった。この特集では、今年ニコニコ動画に投稿された中から、絶対にチェックしておきたい動画50を、今日から3日間に渡って紹介していく。 初日のテーマは、歌声合成ソフト「VOCALOID」&「UTAU」! 最新版「VOCALOID 3」が発売されたり、ロサンゼルスで初音ミクのライブ「MIKUNOPOLIS」が開催されたりと、合成音声が盛り上がった2011年。果たしてどんな名曲が生まれたのか、VOCALOID好きにはおなじみのネットラジオ「VOCALOID聴き専ラジオ」メンバーの選んだ20曲をどうぞ! 十面相 colorful ver. - YM YM自信の人気ナンバー「十面相」に、VOCAL

    決定版!絶対見るべきニコニコ動画2011【ボカロ編】 (1/4)
  • ニコ動に住むギターの神様、その名は[TEST] (1/5)

    ニコニコ動画は最初から音楽エリートの巣窟だったのかもしれない。正確無比のリズムと豊富な音楽的引き出しで、ジャズのインプロビゼイションから「涼宮ハルヒの憂」のGOD KNOWSまでを弾きこなすギタリスト、それが[TEST]さんである。 1983年生、大阪育ちの27歳。バークリー音楽大学に奨学生として留学し、その直後からニコ動にさまざまな「演ってみた」動画を投稿。学校の短い休みを利用しては一時帰国し、ニコ動界隈のミュージシャンとステージに立つなど、数多くのセッションをこなしてきた。そして2009年の12月に大学を卒業して帰国。自身の所属するバンド[MINT]を中心に、ジャズ、フュージョン、ヘヴィメタルに到るまで、ギタリストとして各方面で活躍している。 散々自作をカバーされたデッドボールP曰く、「ニコニコ動画で一番上手いギタリスト」。さまざまな意味でネット時代のギターヒーローと呼ぶにふさわしい

    ニコ動に住むギターの神様、その名は[TEST] (1/5)
  • ついに来たか、“一人ロックフェス”時代 (1/4)

    ボカロP※史上初のワンマンライブ、「デPフェス!」の開催が決まった。 おお、それは確かに前代未聞だ! でもデPフェス!って何? デPはニコニコ界隈のフォロワーたちには言わずと知れたデッドボールP(関連記事)のことだが、後ろに付いた「フェス」ってなんなのだ? 現在までに分かっているライブの詳細は以下のとおり。 ※ ボカロPは「ボーカロイドプロデューサー」の略称。「初音ミク」など、DTMソフト・VOCALOIDシリーズを使う作家をあらわすネット用語。曲の多くはニコニコ動画へ投稿される。ニコニコ動画の会員数は約2000万人で、うち約7割を10~20代が占めるとされる 「デPフェス!」開催概要 会場 2011年4月9日(土) 高円寺HIGH 開場 17:00/開演 17:30 終演 20:30(予定) チケット 2011年2月26日12時よりイープラスで発売。全席自由2500円 出演者 赤飯(Vo

    ついに来たか、“一人ロックフェス”時代 (1/4)
  • 音楽が会話の代わりだった――ボカロP「ハチ」19歳の心 (1/3)

    2月13日深夜、ニコニコ動画の生放送サービス・ニコニコ生放送で、DTMライター(ボカロP)として有名な「ハチ」さんをテーマにした番組が配信された(有料会員なら現在もタイムシフトで視聴可能)。 これは3月6日に開かれるフェス「INTERNET INDEPENDENT MUSIC LIVE FES」のスタジオリハーサルを放送したもの。ハチさんに加え、ルシュカさん、キャプテンミライさん、イガラシさん、acne madderさん、ゆーまおさんが参加。ゲストには、古川舗さんにとくPさん、wowakaさんと、ニコ動で知られた一同が集まり、約3時間半に渡るリハを中継した。 彼は音楽だけではなく、イラストや動画も手がけるマルチタイプのクリエイター。「結ンデ開イテ羅刹ト骸」で人気に火がつき、4ヵ月ほどで再生数は100万回を突破した。「clock lock works」や「マトリョシカ」など、いずれもダーク

    音楽が会話の代わりだった――ボカロP「ハチ」19歳の心 (1/3)
  • NHKの本気!ボカロラジオ「エレうた」の高き志 (1/4)

    ラジオ番組「今日は一日 三昧」では、アニソンやプログレなどマニア層に大受けの選曲。Twitterを見れば「NHK_PR」さんがすっとぼけたツイートをしている。そしていよいよ「あのNHKがラジオでボカロ番組!?」という発表があり、すでに一部では話題騒然だ。 注目の番組名は「エレうた!」。NHKラジオ第1で4月30日(土)に開始予定だ。午後10時15分からの45分番組で、毎月最終土曜に放送される。放送に先立ち、3月21日(月・祝)午後7時20分から1時間35分、「エレうた ver.0.1!」という特集番組が放送される。 それにしても何でまたNHKでボカロなのか? どういう人が作り、どんな番組になるのか? 公式ホームページは現在制作中ということで、番組の詳細はまだ不明だ。そこで早速、渋谷・NHK放送センターに向かい、「エレうた!」制作者に話を聞いてきた。 結論から先に言うと、この人たち最高です

    NHKの本気!ボカロラジオ「エレうた」の高き志 (1/4)
  • 凹ませねえぞ!ニコ動に咲く福岡ロックの華「DECO*27」 (1/5)

    2月4日から2日間、「ニコニコ大会議 2010-2011 全国ツアー FINAL」が東京・JCBホールで開催される。ニコニコ動画で10~20代から熱狂的な支持を集める約60名が次々とステージに立つ、いわば「フェス」だ。 その中でとりわけファンの注目を集めるのが、DTMソフト・ボーカロイドを使う、通称「ボカロP」のDECO*27(デコ・ニーナ)さん。熱心なニコ動ユーザーには「モザイクロールの人」と説明したほうが分かりやすいかもしれない。 ここ数ヵ月、ネットではそのDECO*27さんの話題が絶えなかった。柴咲コウさんとコラボした「無形スピリット」が、iTunes Storeのロックチャートで1位を獲得したこともまだ記憶に新しい。 その彼がいよいよ、自身が率いるバンド「DECO*27 feat. marina」で、5日のステージに立つことになったのだ。 そんな彼はいったいどんなバックボーンを持っ

    凹ませねえぞ!ニコ動に咲く福岡ロックの華「DECO*27」 (1/5)
  • 迷走する音楽ビジネスに活路はあるか【後編】 (1/4)

    先週に引き続き、新春座談会の模様をお届けしたい。前回の村田さんによる「LOiDレーベル衰亡史」を受け、キャプテンミライ、古川P両氏の作り手側から見た現況と、それに対する三人のアプローチについて聞いてゆく。 メジャーのCD販売も音楽配信もまったく振るわない中、VOCALOIDとその周辺の「歌い手」のイベントは相変わらず盛況だ。作り手側は同人系のルートで自らのタイトルを売り、収益を上げている。ブームの始まった3年前から見ると、イベントの規模や市場も段違いに大きくなってもいる。ニコニコ動画界隈の「プチ芸能界化」という言葉も聞かれるようになった。 しかし、マーケティングやプロモーションの戦略がなければ、注目されるのもなかなか難しい。すでにメジャーが機能していない今、ネットが「上」のステージへ向けての登竜門ではなくなったのは確かだろう。(前編はこちら) ミステイクもそのまま見られる時代 ―― (iT

    迷走する音楽ビジネスに活路はあるか【後編】 (1/4)
  • 迷走する音楽ビジネスに活路はあるか【前編】 (1/5)

    「実は、レーベルがなくなるんです」 年明け早々に大きな動きがあるというので、昨年暮れに会合を設定した際のこと。音楽レーベル「LOiD」のディレクターである村田裕作さん、通称「村田さん」(関連記事)から最初に出た言葉がこれだった。 2010年末、レーベルの親会社であるハッチ・エンタテインメント株式会社は、親会社のエイベックス・マーケティング株式会社に吸収され、レーベルの消滅と全タイトルの廃盤が決定した。インターネット系のミュージシャンにフォーカスしたコンセプトでスタートした会社ではあったが、CDの販売不振には勝てなかったのである。 そのハッチの人気レーベルが、ニコニコ動画などで活躍する作家を集めたLOiDだ。ボーカロイド等からネット界隈の作家に注目していたリスナーには、ハッチよりもむしろLOiDの方が有名だったはずだ。 だが、今勢いのあるネット系の作家を擁したレーベルが消滅するというニュース

    迷走する音楽ビジネスに活路はあるか【前編】 (1/5)
  • 初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【後編】 (1/5)

    前編に続き、「初音ミク sings ハルメンズ」に関わった7人のボカロPとサエキけんぞう氏の対談をお届けしたい。 アルバムの完成度を裏付ける証拠としてよく聞かれるのは、「ボカロと歌詞の雰囲気が合っている」という声。だが、ハルメンズの楽曲が世に生まれ出たのは1980年代のこと。 30年前の楽曲群と、21世紀に生まれたボーカロイドの親和性が高いのはなぜなのか。そして「初音ミク」というキャラクターがこのアルバムに果たした役割は何なのか? それでは、3時間(しかも深夜2時!)に及ぶ対談の後半部分をどうぞ。 「初音ミク」は21世紀の「戸川純」? ―― うどんゲルゲさんが使っている「Little-Girl_β」というボーカロイドは何ですか? やけに生々しい声なんですが。 うどんゲルゲ クリプトンが開発している「Project if」という新しいボーカロイドのベータ版です。ずいぶん長く開発してらっしゃる

    初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【後編】 (1/5)
  • アーティスト印税、安すぎた? 大物プロデューサーの決断 (1/4)

    sponsored 2024年4月に新キャンパスへ移転した静岡デザイン専門学校は、最新設備を備えた実習室とMSIのノートPCで学生の実践力を養成 sponsored 部屋が狭い日家屋仕様になったピラーレスケース、自作初心者にもオススメ! ピラーレスだがコンパクト、価格もお手頃なCORSAIRのPCケース「3500X」が完成度高い! sponsored コスト、人材、セキュリティ…… データ活用の課題を包括的に解消するHPEの取り組み なぜHPEがソフトウェアを? 統合データ基盤「HPE Ezmeral」に注力する理由を率直に聞いた sponsored “データをためる”と“データを活用する”の2製品が解決する課題、得られるメリットを知る 「HPE Ezmeral」がシンプルに実現する大規模データ活用の姿とは sponsored スマホ設定で快適なハイエンドゲーミングルーター「ROG Ra

    アーティスト印税、安すぎた? 大物プロデューサーの決断 (1/4)
  • 超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか (1/5)

    HMV渋谷店の閉鎖に代表される、大手リテーラーチェーンの規模縮小が進む中で、小規模ながら、なぜか立派に営業を続けているCDショップがある。 サブカルの聖地、東京の中野ブロードウェイの3Fにある「メカノ」がそうだ。インディーズの委託販売から中古CDの買取りまでを行なう、ごく小さな店舗だ。しかし平沢進関連の聖地として全国的な知名度があり、80年代からのテクノやニューウェイブに強いお店としてマニア筋にも名が通っている。 このメカノを一人で切り盛りする中野泰博さんは、かつてディスクユニオン渋谷2号店の店長を務めていた人物。ターゲットの絞り込みや、経営規模の設定など、それまで大型店舗で培ってきたノウハウがこのお店にはつまっている。 今時必要とされているCDショップのあり方とは何なのか。その一例として中野店長のお話を伺ってみたい。

    超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか (1/5)
  • 「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)

    スクール水着の女の子と一緒に、エルビス・コステロを意識した風のエレキギター・ジャズマスターを抱えた男が踊っている。 これは、主にボーカロイドの楽曲を制作していたキャプテンミライが、ソロとしてリリースした新曲「涸れ井戸スイミング」のPV。キヤノンのデジタル一眼カメラのムービー機能を利用し、制作費用3万円で制作されたものだ。しかし、商業音楽のPVと比較してもクオリティーに遜色はない。 インディーロックシーンでの活動経験もあり、かつ映像作家でもある彼の領発揮というところだが、「同じことは誰にでもできる」というのが彼の主張で、そのテストケースになることを目標にしたという。新曲とともにスタートさせたオンラインレーベル「バイバイレコード」もその1つだ。 自分で歌い、実写PVを上げ、レーベルを作って、iTunesで売る……。いわゆる「ボカロP」の今後の進路を占う上でも重要ないくつかのチャレンジと、そこ

    「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)
  • あなたの声で歌うソフト「UTAU」の奇妙な世界 (1/5)

    歌声合成ソフトと言えばVOCALOID(ボーカロイド)シリーズだが、今やそれに次ぐ勢力と言えるのが、フリーソフト「UTAU」だろう。2008年3月の登場以降、徐々に進化を続け、ネット発の楽曲制作ツールとして独自の存在感を持つに至った。 VOCALOIDとの大きな違いは「中の人」を自前で作れること。指定された130個程度の音素を録音し、UTAU側で設定すれば、誰でも自分の声で歌わせられる。UTAUの魅力はそうした自由度の高さにあり、ユーザーが制作した音源、UTAUで作成された楽曲が大量に公開されている。 このようにVOCALOIDと比較されがちなUTAUだが、どうやら商用ソフトとはまったく異質の進化を遂げるに至ったようだ。その経緯を開発者の飴屋・菖蒲(あめや・あやめ)さんに伺っている。(以下、文中では飴屋さん) 音響信号処理は専門外だった ―― 飴屋さんは音響信号処理を研究されているとか?

    あなたの声で歌うソフト「UTAU」の奇妙な世界 (1/5)
  • 初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)

    今さら感は非常に強いが、今回のインタビューには、小林オニキスさんをお迎えした。小林さんは2007年末にニコニコ動画に登場した、ボーカロイド(ボカロ)第一世代の有力Pの一人。ボカロ好きには言わずと知れた、あの名曲「サイハテ」の作者だ。 サイハテの公開は2008年1月。当時としては珍しかったアニメーションをPVに取り入れた。ポップなメロディ・四つ打ちのビートの曲調とは裏腹に「死別」という重いテーマを持った、非キャラクターソングの走りでもあった。結果として幅広いリスナーを得て、公開から2ヵ月と経たないうちに再生回数は100万回を超えた。 この曲のもう1つのトピックは、元スーパーカーのフルカワミキにカバーされたことだった。これはボカロ曲がメジャーのアーティストに演奏され、JASRACに登録することなく音源が流通した初のケースだった。サイハテは二次創作が多い事情を勘案した上で、メジャーとボカロの垣根

    初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)
  • 人はなぜ歌声に涙するのか 初音ミクを使いこなす「神」に聞く (1/7)

    初音ミクは、当に「人の声」なんだろうか。 ニコニコ動画で歌声ソフト(ボーカロイド)で作られた曲を聴きつづけていると、そんな疑問にかられることがある。たしかにボーカロイドは声優さんの声を収録したものだ。でも、いざ曲を聴いてみると、どこか「生きてない」と感じてしまうことがある。来、声にこもっているはずのナマっぽさが圧倒的に足りないのだ。 そんなぼくの考えをぶちこわしてくれた曲がある。「しろいそら」だ。 曲はフィッシュマンズのような透き通ったダブ系ロックサウンド。作曲は専用ソフト(DAW)を使ったものではなく「nanoloop」というゲームボーイのインディーズソフトを使う。デジタルノイズがザラザラとやかましい、あのゲームボーイの音がぴたりと曲に合うのだ。 そんなMVを見ていて目につくのは「神調教!」というコメントだ。 「調教」というちょっと過激な表現はもちろんネットスラング。ボーカロイドの声

    人はなぜ歌声に涙するのか 初音ミクを使いこなす「神」に聞く (1/7)
  • このコラボがすごい! ボカロ人気曲「ARiA」の舞台裏 (1/6)

    ここ最近、ニコニコ動画でボーカロイドを使った人気曲の1つに「ARiA」がある。 4月に公開してから、わずか1ヵ月で再生回数は20万回を突破。最近のボーカロイドオリジナル曲では驚きのスピードで聴き手に受け入れられている。星を意識した歌詞に、頭に残るメロディー。疾走感のあるムービーは細部まで作り込まれている。ただの素人が手掛けたとはとても考えられない。 一体、この作品はどのように生み出されたものなのだろうか? 動画の説明文を見ると、担当ごとに6人の名前がクレジットされている。そして投稿者は「toku」(とく)氏だ。 とく氏は、ボーカロイドファンには「SPiCa」の作者としてよく知られている人物。ニコニコ動画では3作目となるこの「SPiCa」は大ヒット。ゲーム「Project DIVA」でも使われることとなった。彼の正体はプロのアレンジャー・阿部尚徳氏。いわゆる「プロの犯行」だ。 いざ彼が作った

    このコラボがすごい! ボカロ人気曲「ARiA」の舞台裏 (1/6)
  • 著作権は自分で決める 音楽家・まつきあゆむの方法論 (1/5)

    現在、音楽家が作品を売るための最もローコストでシンプルな方法。それは作家自身がリスナーにオーディオファイルを販売することだ。誰もが思いつくであろう「ネット上の手売り」。だが今まで、日のアーティストは誰もやらなかった。 それを実行に移したのがまつきあゆむさん(冒頭写真)だ。彼はMySpace上で頭角を現してきた1983年生まれの若い音楽家。これまでの作品はすべて自宅録音で制作されてきた。ビートルズの影響を受け、リバースエコーや急激なピッチ操作など、デジタル録音ながらアナログテープ時代の録音手法をシミュレートしている点も面白い。 彼が1月1日に発表したアルバム「一億年レコード」※1は、まつきさんが自らリスナーからの入金確認をし、ダウンロード用のURLをメールで送信するという方法で販売している。またアルバムの発売と同時に、リスナーからの寄付金を集め、それを活動資金に充てる目的で「M.A.F」(

    著作権は自分で決める 音楽家・まつきあゆむの方法論 (1/5)
  • 音楽に新しい憧れを 初音ミク・古川Pが語る (1/6)

    初音ミクを使うクリエイターの中でもとりわけ異色なのが古川Pと彼の楽曲群だ。 エレクトロニカやポストロックの影響がうかがえる音の選び方は斬新かつ、一般受けが狙えるとは思えない音作りだ。にも関わらず人気は非常に高い。ニコニコ動画で「ピアノ・レッスン」が公開されるや、どんどんと再生数を伸ばし、代表曲の「Alice」はそろそろ20万再生を超えそうな勢いだ。 当然ながら他のボーカロイドPの間でも、一体あれは誰でどういう人なのかという話題で持ち切りで、我々も取材のタイミングを狙っていた。古川Pの仕事の関係もあってなかなか折り合いがつかなかったのだが、今回やっと登場してもらえることになった。 古川Pは関西出身のバンドマン。CDデビューのために鳴り物入りで上京するも、バンドは空中分解。そのまま東京に残って、今はデザイナーとして働いている。写真も実名も明かすことはできないがなかなかの男前で、バンドで苦労して

    音楽に新しい憧れを 初音ミク・古川Pが語る (1/6)
  • プロがネット音楽で目指すのは「商店街の魚屋さん」 (5/5)

    「まだボーカロイドがいる」間に、何が出来るかが重要 ―― 今はKarenTだけですか? 津久井 一回、ボーマス※3に出したくらいですね。 ※3 ボーマス : The VOC@LOiD M@STER。ボーカロイド専門のイベント。同人イベント専門サイトを運営する「ケットコム」が手がける(詳細はこちら)。年に数回開催されている。次回は2月7日 ―― なんで一回だけ? 津久井 これ頼りにしたら、お金のために自分は音楽を作りそうな気がして。CD-Rで自分で作ったものなんですが、数百枚が一瞬で売れちゃうんです。それって今の自然の摂理みたいなものとは違うと思うんですよ。 ―― でも、それはさっきの魚屋理論に近いですよ。 津久井 確かに魚屋さんとお客さんの関係に近いんですけど、何かが違ったんです。その何かをまだ掴みかねているんですが……。もちろん同人イベントは好きだし、また出てみたいと思っているんですが。

    プロがネット音楽で目指すのは「商店街の魚屋さん」 (5/5)
  • 2010年代、ネット音楽はどうなっていくのか? (1/5)

    2009年の1年だけを見ても、ASCII.jpで取り上げてきたネット音楽系の記事は枚挙にいとまがない。今回は記事を振り返り全体を俯瞰しつつ、これからの時代を考えてみたい 「なんでASCII.jpってボーカロイドとニコニコ動画ばっかりやってるの?」 以前、Twitter上でそんな一言を見かけたことがあった。それに対して編集者がつぶやき返すとしたら恐らく、こう。「面白かったから」 その短絡さにあきれることなく、動画サイトを一度どっぷり見てみてほしい。そこには数えきれないほどの新曲が、毎朝毎晩さも当然という顔をして投稿されている。投稿するDTM作家はMIDI世代のベテランと、20代の学生が中心といわれる。曲の質はおしなべて高い。異様に感じるくらいだ。 彼らが曲の質を高めた背景には、ネットの高速なコミュニケーションがあった。Skypeがあり、Twitterがあり、一部には交流専用のSNSさえあった

    2010年代、ネット音楽はどうなっていくのか? (1/5)