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ブックマーク / www.nakahara-lab.net (6)

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 世の中に蔓延する「つぶしがきく幻想」を冷静に考える!?:いったん学んだことだけで、一生食いっぱぐれないのは可能か?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「先生、つぶしがきく学部とか、つぶしがきく学問って、あるんでしょうか?」 ・ ・ ・ かなり前のことになりますが、あるところで講演させて頂いた際、ある親御さん(たぶん?)から、講演終了後、ご質問をいただいたことがあります。 小生の拙い話を聴いて下さり、当にありがとうございます。このやりとりは、かなり印象深い思い出です。 親御さんからのご質問は、「つぶしがきく学部 / 学問」に関するご質問でした。 しかし、あいにく僕の方は「つぶしがきく」という言葉と、その発想を、おそらく、この数十年にわたって一度も使ったことも、思いついたこともなかったので、一瞬、絶句してしまったことを覚えています。悪気はまったくないのです。どうか

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    heis101 2015/12/02
    正しいんだけど届かない言葉。「その発想がダメなのよ」と言われた人は不満がるし、口をつぐむ。そしてまた別の人に同じ質問をする(ことをくりかえす)んだ。人ってそう簡単に変わらない。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 学会とは何か?、その存在意義とは何か? : 学会員の減少がはじまっている!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、あるところで、「一部の学会では、学会員の減少に歯止めがきかない」というお話しを伺いました。小さな学会の話ではありません。具体名を出すことは差し控えますが、由緒ある伝統的な学会で、その領域の研究者ならば、誰もが知っているような学会のお話です。しかも、それが個別の学会だけの話じゃない。ひとつの学会が「つまらなくなって」、人がいなくなっているのではなく、いくつもの巨大学会から、学会員が減少する現象が現れているのだそうです。 僕の専門領域では、たぶん、そのような現象がまだ現れていません。むしろ、学会員は大幅増加傾向ですので、少し驚きました。 「学会員減少」が止まらない領域の関係者にとっては、「今さら、何をいってんだか

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    heis101 2011/11/20
    「学会とは何か?、その存在意義とは何か?」
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 論文が読まれなくなっている!?・・・研究のカプセル化

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、某所にて、人文社会科学から自然科学まで、いろいろな学問分野の先生たちが集まる機会があった。「僕以外」は、その領域で素晴らしい成果をあげている研究者の方ばかりで、第一線を走っておられる方ばかりだった。 会合の休み時間、ランチべながら、ふとしたことから、みんなの話題になったことが、これである。 「最近、論文がだんだんと読まれなくなってきているよね。」 誰かがふともらした、この一言に、異領域の先生方が、皆、一様に「うんうん、そうだよなー」とうなづいたのは、とてもびっくりした。ひとつの領域に固有に存在する問題ではなくて、みんなの問題なのかもしれないな、と直感的に感じた。 ▼ 繰り返して言うが、彼らはそれぞれの分野

    heis101
    heis101 2010/01/30
    「現在の高度に発達し、スピードが求められる研究環境では、「追試」というものが、そもそも行いにくい。再現するのも一苦労だし、「追試」を行ってもあまり評価されない。」
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「前のめり」の社会:僕らのまわりには"Pro"があふれている!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 日土曜日、TAKUZOとママは、「親子製作教室」があるとかで、保育園に行きました。なにやら、「作品!?」を親子で2時間かけてつくるそうです。どんなものができるのか、楽しみです。 一方、僕は、今日は「仕事」です。 朝から研究室で「」を書いております。 しこ、しこ、しこ、しこ。 せこ、せこ、せこ、せこ。 嗚呼、クソも進みません。 もうスランプです。参ったな。 ▼ 午後は、「階層的データ分析と協調学習に関する研究会」をやる予定ですので、東京大学・福武ホールに向かいます。 階層的データというのは、一言でいうと、「データの中に独立の被験者がババーンと複数存在しているようなデータ」ではなく、「データ全体の中に複数の「ハコ」

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    heis101 2009/10/24
    「Project, Profit, Prospect, Program, Production, Promotion, Progress, Promotion」「こういう時代に最も嫌われることは「待つこと」でしょう。しかし、馬車馬のように、ひたすら前のめりに走っていれば、必然的に視野が狭くなります。」
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 中高年男性は対話下手!?:北川達夫×平田オリザ「ニッポンには対話がない」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 北川達夫×平田オリザ「ニッポンには対話がない」を読んだ。「学びとコミュニケーションの再生」という副題が、興味をそそった。 特に「中高年の男性が対話ができない」「経験の絶対化は危ない」という指摘が印象的だった。 長くなるが、下記に北川さんと平田さんの対談部分を記す。 ▼ 相手が自分より立場が弱かったり、経験が少なかったりするような場合に、その宛の意見を押さえつけるような発言をしたり、意見をまったく聞かなかったりという、コミュニケーション能力の乏しさでいえば、日では、いまの子どもよりも、中高年の男性たちに問題があると思いますね。 彼らは、人の意見によって、他者と出会って、自分が変わると言うことを全く想定していませんか

    heis101
    heis101 2009/08/24
    「今、大阪大学では鷲田さんを先頭に「哲学カフェ」というオープンな話し合いの場を企画してやっているんですが、そこでの40歳以上の男性、50代、60代と、そういう男性の態度がひどいんですね。」
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 教育を語ること

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ずっと昔の話になりますが、確か、NHKで、作家の村上龍さんが司会になり、「日教育の将来やあり方」について、教育学者、教育評論家をたくさん招いて、議論するという番組があったと記憶しています。 番組のあいだ中、様々な教育学者、教育評論家が 「日教育とは○○べきだ」 「日教育現場は~なべきだ」 「日の教師は~であるべきだ」 という当為(べき論)を闘わせていました。ロジカルに、かつ、雄弁に、それぞれの立場から、「日教育は~すべき」を闘わせていました。 それはそれで面白かったのですけれども、この番組の「最高の瞬間」は、一番最後に仕組まれていました。 村上龍さんが、一番最後にこういう問いかけをしたのですね。

    heis101
    heis101 2009/06/14
    「僕は、ここに「教育を語ること」の難しさと希望を見ました。」←べつに難しくはないでしょ? お国の論理と市民の論理はそもそも的に違うってだけの話。まあそれを調和させるのがむずいっちゃむずいかもだが
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