昨年8月、スウェーデンの海底探査社が発見した、北欧バルト海の海底に沈む巨大な2つの“謎の物体”。直径60メートルと推測される円盤状の形に現れた音波探査の写真は高い注目を集め、欧米メディアを中心に「UFOでは?」と大きな話題となった。それから約1年、探査社では引き続き分析・研究を続けているものの、依然“謎の物体”が何なのかは不明のまま。そうした中、少しずつ明らかになってきた探査結果をもとに、スウェーデンの軍事専門家が新説を示し、研究チームの関係者も「有力な見方」と発言したため、再び注目を集めている。 発見以来、バルト海に沈む“謎の物体”の研究を続けているのは、スウェーデンの海底探査社オーシャン・エクスプローラー。昨年8月、過去に沈んだ難破船の捜索活動を行っていた同社の専門家チームは、港への帰還途中に音波探査を行っていたところ、たまたま約90メートル下の海底にある2つの物体を見つけた。長年の探