今年の初めに『忘れるにまかせるということ』という記事を書いた。観た映画のタイトルを記録して思い出すのではなく、記憶に残っている映画こそ、自分にとって価値のあるものではないか。そんな主旨の記事だ。 一週間ほど前に#2012movieのテーマを思いついたが、今年観たタイトルがなかなか思い出せなかった。やはり記録するべきだったか。一瞬だけ後悔したが、毎日映画のことを考えていたら徐々に記憶がよみがえってきた。川端康成が言いたかったのは、そういう事なのかもしれない。 ドライヴ 冒頭の車のシーンで引き込まれる。映画を観ながらドキドキしたのは久しぶりだ。カメラのアングルがカッコいいし、ドラゴンのジャンパーを着た主人公はクールだし、ショートボブの人妻が可愛い。 ➤ Amazon iTunes ダークナイト バットマンはいかにもアメコミという感じがして毛嫌いしていたが、ダークナイトで見方が変わった。車やバイ