インターネットで検索すれば沢山の特別支援関連のリンク集が出てきます.どれもすばらしいのですが,そこのリンク集サイトだけ見ておけば大丈夫というようなサイトはないんですね.その理由は,ターゲットが想定されていないか,自身がターゲットとされていないかのどちらかです.で,普通高校の先生にお勧めできるようなリンク集がなかったので,作りました.タイトルには「高校の」とつけましたが,小中高の先生に参考になればと思っています.
こどもと一緒にいるときによく思うのは,この子はどうやって世界を見ているのかということです.そしていつも,山下清のエピソードを思い出します.山下清というのは,あの裸の大将の山下清画伯のことです.何の本で読んだのか思い出せないのですが,山下清が誰かに初めて会うとき,その人がどういう人なのかということについて,知っている人に対して「軍隊で言ったらどれくらいか?」と尋ねたというエピソードです.ちょっと偉い(?)人の場合は兵長だとか,すごく偉い人だと大佐だとか,細かいことは忘れましたが,人間関係や社会的な立場の違いを理解するのに,軍隊の階級制度に置き換えて理解していたという話です. これまで多くの子どもや,知的に障害のある人たちと一緒に過ごしてきて思うのは,人が何かを理解しようとするとき,自分の絶対的なものさしと比較して理解しようとするということです.よくよく考えると,大人もそうやって考えてるはずな
先日,高校や大学などの入学試験での合理的配慮について助けとなる Lime というソフトが話題になりました. 参考:マイクロソフトウェブサイトの記事「東大先端研と日本マイクロソフト、障害児の入学試験を支援するソフトウェア「Lime」を共同開発、本日より無償公開」 Lime というのはいわゆるキーロガーに近いソフトで,コンピュータの利用者が何をどういう順番でどのようにキー入力したか,を記録できるソフトです.何なの?情報盗むの?こわい! というものではなくて,障害のある子どものために開発されたソフトなのです. 世の中には数%「文字を手で書くことが困難な人」がいます.目が見えない人,身体機能の問題で手がうまく動かせない人,書字に障害のある人,などがそうです.そういう人はどうやって試験を受けているのでしょうか.試験と言えば,一般的には紙で配られて,ペンで書いて回答するわけです.手で書くことが困難な人
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