[東京 2日 ロイター] - 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、東芝の不正会計問題を巡り、新日本監査法人に対して35億円の損害賠償を求める訴えを起こしたことが2日、分かった。GPIFが監査法人を提訴するのは初めて。ロイターが訴状を確認した。 提訴は5月17日付で、原告はGPIFが保有する国内株式を管理する日本トラスティ・サービス信託銀行。 訴状によると、新日本監査法人は、東芝の有価証券報告書に虚偽記載があったにもかかわらず「相当な注意を怠って」適正意見を表明し、GPIFに損失を生じさせた。GPIF側は損害額の合計を122億円余りと試算し、今回の裁判ではその一部を損害賠償として求める考え。 GPIFは不正会計問題に関連し、すでに東芝に対して計132億5000万円を求める訴訟を起こしている。 新日本監査法人の広報担当者はロイターの取材に対し、「提訴の内容を
