RAN報告書「守られなかった約束」環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN、本部・米サンフランシスコ、日本代表部・東京都新宿区)は12日、韓国・インドネシアの複合企業コリンド・グループに関する二つの調査報告書を発表した。日本語版の報告書「守られなかった約束」は、2020年東京五輪の関連施設の建設に供給されたコリンド社の木材が、東京五輪の定めた持続可能性に適合せず、違法木材であった可能性が高いことを指摘している。(富永周也) 報告書はRANとWALHI(インドネシア環境フォーラム)、Tukインドネシア(トゥック)、プロフンドの3NGOが共同で発表した。 東京五輪の会場建設について調査した「守られなかった約束」では、コリンド社の合板工場が「違法かつ持続不可能な方法」で伐採した木材を調達し、同社工場から供給された合板がコンクリート型枠として東京五輪施設の建設に使われていたこと
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