VRゴーグルをかぶって行われていたN高の入学式。例年は一部の生徒が参加していたが、20年は完全にオンラインに変更した 学校法人角川ドワンゴ学園 が運営する「N高等学校」が今、存在感を示している。20年に5565人が入学し、開校から5年で生徒数は1万5000人を超えて日本一のマンモス校に。授業で使用する学習アプリ「N予備校」を一般向けに開放したことでも注目を集めた。N高が伸びる理由を奥平博一校長に聞いた。 【関連画像】N予備校を使った授業では、生徒のコメントがリアルタイムで画面を流れ、先生はそのコメントを拾って授業に生かす N高等学校(沖縄県・うるま市、以下N高)はインターネットの授業を中心とする高校で、IT大手のドワンゴとメディア・出版大手のKADOKAWAが2016年に設立した。通信制高校の制度を活用し、高校卒業資格の取得に必要な学習を好きな時間にできるのが強みだ。部活や運動会、遠足(年