米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本校を置くテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ/東京都港区/学長ブルース・ストロナク)の理事会レギュラー・メンバーを務める岩男壽美子氏は、女性の自立支援推進の取り組みとして、タンザニアのバンガタ村に「さくら女子中学校」の設立を進めています。その派遣チームの一人として、TUJで教育学修士を取得したアーロン・ジェームズ氏が、英語担当の教員として赴任予定です。 岩男氏はバンガタ村出身のフリーダ・トミト氏と出会ったことをきっかけに、2008年からタンザニアでマイクロクレジット事業(無担保少額融資)を開始。その事業を通じて、現地の女性の自立支援を行ってきました。トミト氏はマサイ族の女性としては極めて珍しい境遇にあり、アメリカの大学を卒業し、経済的成功を収めています。そのことから教育の重要性を実感し、女子教育の拠点を作るという志を抱くようになりました。相談を受け