プロサッカー選手であり、経営者でもある本田圭佑は、サッカーを通した社会貢献にも力を入れる。そんな彼の下で、社会貢献活動の責任者として働くのが本田と同い年の二村(ふたむら)元基さん(31)だ。青年海外協力隊員としてウガンダに赴任し、帰国後は社会福祉法人の職員として働いた経歴を持つ。その素顔とは。(オルタナS編集長=池田 真隆) 本田圭佑のSOLTILO(ソルティーロ)社では国内外の約80カ所でサッカークラブを運営している。昨年末からはアフリカで無償のサッカークリニックを展開 ■ルーツは「母子家庭」 愛知県で生まれた二村さんは5歳のときに父親を亡くす。母子家庭として育てられたが、祖父母からの経済的な支援を受けながら私立の4年生大学を卒業した。 高校まではサッカー部で、大学生の時には、プロサッカークラブのカマタマーレ讃岐でインターン生として働いた。大学卒業後は、大手スポーツ用具メーカーに就職。3