新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以降、米国では数十校の大学が閉鎖や合併を余儀なくされたが、そのうち18校がキリスト教系大学だったことが最近の報告書(英語)で明らかになった。 報告書は、高等教育関連メディア「ハイヤー・エド・ダイブ」(HED)が15日に発表した。報告書は、この減少には新型コロナウイルスのパンデミックに加え、大学進学費用の高騰、州財政の停滞、高卒入学者の減少などの要因が影響していると指摘している。 21カ国185以上の教育機関が加盟するキリスト教高等教育擁護団体「キリスト教大学評議会」(CCCU)のアマンダ・スタッゲンボルグ最高コミュニケーション責任者(CCO)は、この傾向はあらゆる大学に影響しているとし、世俗的な大学と宗教的な大学の両方が入学者数の減少を経験していると語った。 スタッゲンボルグ氏は、出生率の低下により高卒者が減少していることや、高等教育を受けようとす