名古屋大など東海地方の国立5大学と投資会社「日本ベンチャーキャピタル」(東京都)が6日、連携して大学発ベンチャー(起業)を支援する「名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャーファンド」を創設すると発表した。 名古屋大と豊橋技術科学大、名古屋工業大、岐阜大、三重大が結集し、日本ベンチャーキャピタルが集めた投資資金をもとに運営する。大学の研究成果によって起業したか、研究成果を導入する新興企業、または卒業生や在学生が役員を務める新興企業が投資対象で、投資総額は20億円以上の規模を予定している。来年度から投資を行い、期間は10年間。大学が連携してファンドを創設するのは全国でも珍しく、大学発ベンチャー投資ファンドは東海地方で初めてという。 また、起業に関する講座を設け、日本ベンチャーキャピタルから講師の派遣を受けるなどして、起業推進や起業家育成の事業支援も行う。 東海地方の開業率は全国の中でも低く、名古
秋田大、14年度決算で不適切会計 赤字額を大幅圧縮 秋田大学(澤田賢一学長)の2014年度決算で不適切な会計処理が行われていたことが6日、分かった。学内には既に調査委員会が設置されており、同大は近く処分者を含め調査結果を公表する。 関係者によると、同大が文部科学省に提出した14年度決算は、実際よりも赤字額が大幅に圧縮されていた。この決算は同大が行った内部監査のほか外部監査もすり抜け、文科相の承認も得ていた。 文科省国立大学法人支援課によると、国立大学法人の決算は毎年6月末までに提出され、8月に大臣が承認する。大臣承認後に不適切な会計処理が明らかになるのは異例という。大学は「近く公表する」とし、詳細を明らかにしていない。
今年のノーベル生理学・医学賞に大村智・北里大学特別栄誉教授、物理学賞に梶田隆章・東京大学教授(同大宇宙線研究所長)の受賞が決まった。大村教授はアフリカなど熱帯地域で流行する感染症の治療薬を開発し、多くの人々の命を救った。梶田教授は素粒子のニュートリノが質量をもつことから起きる「ニュートリノ振動」という現象を発見し、従来の素粒子物理学の考え方を大きく変えた。大村教授は人の役に立つ実用的な研究、
国立大改革「地域・特色・世界」の3つの枠組みで強みを生かせるか 文部科学省の国立大学改革に向けた新方針「三つの枠組み」で、各大学の選択結果が明らかになった。大学側の”改革意思表明“を手がかりに、文科省は2016年度の概算要求で、国立大運営費交付金420億円の上積み実現を目指す。人文社会系学部の廃止通知騒ぎでは、理工系に比べ遅れている教員の意識改革を期待する。すでに学部再編はラッシュの様相だ。社会ニーズに対応して各大学の機能を強化する国立大学改革は、本番を迎えつつある。 国立大学の分類に関する記事が出ていました。ここで言われている「三つの枠組み」とは、以下の3つの重点支援枠のことですね。 重点支援①:主として、地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界・全国的な教育研究を推進する取組を中核とする国立大学を支援 重点支援②:主として、専門分野の特性に配慮
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