昨日、URA(University Research Administrator)を中心に集まるRA協議会の第2回全国大会@福井、に出席し、「大学経営」のこれからについて考えるセッションに参加してきました。 以下、私がお話ししたことのアウトライン(時間の制約上お話しできなかった部分を加味)を参考まで共有します。 大学経営という言葉が、ここ1年の大学行政において急に使われ始めました。端緒は昨年6月の「国立大学経営力戦略」にあるわけですが、謳われているのは学長のリーダーシップとそれに基づくビジョンづくり、ビジョンの下での戦略的資源配分を行いながら、公的資金のみに依らない財源多様化を図る、ということ。 しかし、私には「大学経営」という言葉にはもう1つ意味が潜んでいる気がします。経営は、その組織の持続可能性を保証するものでなければならないのですが、必要な財政の確保とともに、非常に細分化された大学に
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